日本哺乳類学会特別賞
日本哺乳類学会特別賞の規定に基づき,2018年度の特別賞に関し,候補者の推薦募集を行ったところ,期限までに推薦はなく,本年度は受賞者なしとなった.
日本哺乳類学会賞(第11回)
2018年度の学会賞に関し,日本哺乳類学会賞規定に基づき,候補者の推薦募集を行ったところ1件の推薦があった.理事による無記名投票の結果,斎藤隆氏への第11回(2018年度)日本哺乳類学会賞の授与が決定した.
- 齊藤 隆(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター)
- 「野ネズミ類の個体群生態学および哺乳類学の国際化への寄与」
- 受賞の経緯
- 受賞者による研究紹介
日本哺乳類学会功労賞(第5回)
日本哺乳類学会功労賞規定に基づき,2名への第5回(2018年度)日本哺乳類学会功労賞の授与が決定した.
- 光明 義文氏
- 受賞の経緯
- 細田 徹治氏
- 受賞の経緯
日本哺乳類学会奨励賞(第16回)
日本哺乳類学会奨励賞規程に基づき,2名への第16回(2018年度)日本哺乳類学会奨励賞の授与が決定した.
- 中島 啓裕(日本大学生物資源科学部森林資源科学科)
- 「小さな窓から世界を覗くー自動撮影カメラが拓く哺乳類研究のフロンティア」
- 受賞の経緯
- 受賞者による研究紹介
- 小坂井 千夏(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構)
- 「ツキノワグマの行動とブナ科堅果の豊凶との関係解明/現場の実情に即した保護管理に向けて」
- 受賞の経緯
- 受賞者による研究紹介
日本哺乳類学会論文賞(第10回)
日本哺乳類学会論文賞規定に基づき,日本哺乳類学会論文賞(Mammal Study Award)に以下の2編の論文への授与が決定しました.
- C. Kozakai, Y. Nemoto, A. Nakajima, S. Koike, N. Ohnishi and K. Yamazaki (2017) Influence of Food Availability on Matrilineal Site Fidelity of Female Asian Black Bears. Mammal Study 42 (4): 219-230
- 受賞の経緯
- 受賞論文へ
- H. Wakabayashi, S. Noda and T. Saitoh (2017) Intraspecific Variation in the Frequency of Multiple Paternity in the Japanese Wood Mouse (Apodemus speciosus). Mammal Study 42 (2):81-88
- 受賞の経緯
- 受賞論文へ
日本哺乳類学会ポスター賞
2018年度信州大会において、審査をおこなった。審査結果は以下の通りである(*=発表者)。
- 最優秀ポスター賞
- 郡司 芽久*「アマミノクロウサギ(Pentalagus furnessi)における先天的な椎骨形態変異」
- 優秀ポスター賞
- 藤井太一*・上野 薫・南 基泰「人工的に造成された企業緑地は生態系ネットワークのコアエリアとして貢献できるのか?」
- 遠藤友彦*・唐澤 栞・中島啓裕・園田陽一「カメラトラップを用いたRESTモデルによるノウサギの個体数推定」
- 稲垣亜希乃*・丸山哲也・山﨑晃司・小池伸介「死体を食べない?食べられない?シカ死体をめぐる中・大型哺乳類のスカベンジング行動の仕組み」
- 冨安洵平*・林 優季・栁川洋二郎・松本直也・坂元秀行・佐々木和好・佐藤喜和・羽田真悟・松井基純「オスヒグマは背擦り行動により繁殖に関する情報を伝達しているのか? ヒグマ背部脂腺と精巣機能の関係」