日本哺乳類学会賞は、長年にわたる研究活動を通じて、哺乳類学ならびに日本哺乳類学会の発展に寄与した正会員に授与されます。
2024年度(第17回)
- 川田伸一郎(国立科学博物館)
- 「世界のモグラ科分類体系および日本の哺乳類学史の研究への貢献」
2023年度(第16回)
- 大舘智志(北海道大学)
- 「トガリネズミ類等の真無盲腸類の生態と進化に関する国際的研究の展開」
2022年度(第15回)
- 島田卓哉(国立研究開発法人 森林研究・整備機構森林 総合研究所)
- 「野ネズミと堅果の相互作用系解明への貢献」
2021年度(第14回)
- 田村典子(国立研究開発法人 森林研究・整備機構 多摩森林科学園)
- 「リス類における行動生態学の革新」
2020年度(第13回)
- 押田龍夫(帯広畜産大学)
- 「ムササビ・モモンガ類の多様性と滑空性進化解明への貢献」
2019年度(第12回)
- 増田隆一 (北海道大学)
- 「分子系統進化学に基づく哺乳類の生物地理学への寄与」
2018年度(第11回)
- 齊藤 隆(北海道大学)
- 「野ネズミ類の個体群生態学および哺乳類学の国際化への寄与」
2017年度(第10回)
- 本川雅治(京都大学)
- 「アジアの哺乳類の種多様性の形成と進化に関する哺乳類学発展への寄与」
2016年度(第9回)
- 梶 光一(東京農工大学)
- 「個体群生態学に基づく大型哺乳類の個体群管理に関する日本の哺乳類学発展への寄与」
2015年度(第8回)
- 鈴木 仁(北海道大学)
- 「分子遺伝学による日本の哺乳類相の起源と多様性の解明」
2014年度(第7回)
- 遠藤秀紀
- 「哺乳類の比較解剖学,進化系統分類学の発展への寄与ならびに『哺乳類の進化』などの進化学・解剖学・遺体科学に関する一連の著作の出版」
2013年度(第6回)
- 粕谷俊雄
- 「ハクジラ類の生物学的研究ならびに『イルカ-小型鯨類の保全生物学-』の出版」
2011年度(第4回)
- 長谷川善和 (横浜国立大学名誉教授・群馬県立自然史博物館名誉館長)
- 「日本列島2000万年の進化史 とくに日本産哺乳類化石に関する研究」
2010年度(第3回)
- 大泰司紀之(元北海道大学教授/元酪農学園大学教授)
- 「シカ類の動物地理と保全に関する研究」
- 土屋公幸(元宮崎医科大学助教授/東京農業大学教授)
- 「野生小哺乳類の染色体・系統分類と実験動物化に関する研究」
2009年度(第2回)
- 阿部 永(元北海道大学教授)
- 「生態と地理的変異に基づく食虫類と齧歯類の系統分類的研究」
2008年度(第1回)
- 内田照章(九州大学名誉教授)
- 「翼手類の形態と機能および繁殖生物学に関する研究」
- 森脇和郎(理化学研究所筑波研究所バイオリソースセンター特別顧問)
- 「分子生物学的アプローチによる小型哺乳類の生物地理・遺伝的分化に関する研究」