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石井伸夫 氏

 1952年生まれ.東京女子大学名誉教授.石井信夫氏は,東京大学大学院農学系研究科博士課程を修了後,1982年に財団法人日本野生生物研究センター(現:一般財団法人自然環境研究センター)に入所し,環境省レッドリストの作成,ツシマヤマネコなどの希少種保全,奄美大島のフイリマングースをはじめとした外来生物防除等,環境省や地方自治体等による幅広い業務に従事し,環境行政における哺乳類の保護管理の推進に大きな貢献をした.2004年からは東京女子大学において研究教育活動を行うと共に,環境省等の各種事業の検討委員として,哺乳類をはじめとした野生生物の保護管理の推進に貢献した.また,1989年から30年以上にわたり,「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」(CITES)の締約国会議に日本政府代表団の顧問として出席するなど,哺乳類の保全に関わる国際的な活動も行っている.日本哺乳類学会では,評議員(2001~2013年度),理事(2013~2021年度)として,学会の発展に尽力してきた.また,哺乳類保護管理専門委員会委員長(2006~2011年度)として,学会が発出した哺乳類の保全や外来種対策などに関わる各種要望書の取りまとめにおいて中心的な役割を果たした.長年に亘る研究活動では,ヒミズの生態学的な研究やマングース防除事業に関わるものなど,多くの論文を発表している.また「日本の哺乳類」をはじめ,数多くの書籍や雑誌記事を執筆,翻訳し,哺乳類学の社会への普及にも貢献している.石井信夫氏は,現在でも哺乳類の保全および管理活動に精力的に取り組んでいる.

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