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三浦慎悟氏

 三浦慎悟氏は,日本哺乳類学会理事長を含め長年にわたる献身的努力により日本哺乳類学会の発展に貢献したこと,2)アジアや欧米での国際共同研究や国際連携を力強く推進していること,3)大型哺乳類の生態および管理に関する優れた研究業績を有すること,4)次世代の研究者育成にも大きく寄与し,哺乳類学分野で活躍する多くの人材を輩出し,彼らが次世代を担うリーダーとして哺乳類学を牽引していること,5)地域に密着した野生動物の保護管理を実践し,大きな社会貢献を行っていること,さらに6)昨年,歴史的書物となりうる「動物と人間:関係史の生物学」を出版し,哺乳類学者へ感銘を与え,一般社会への啓蒙と問題提起を行ったこと,の6点である.三浦慎悟氏は,国際連携,研究・教育活動,学会活動,一般市民・官庁と手を携えた保護管理・啓蒙活動の実践において,現在においても精力的に活動を推進していることを付記したい.

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