日本哺乳類学会
日本哺乳類学会2025年度大会 – 2025年8月22日(金)~25日(月)
 日本哺乳類学会2025年度大会 – 2025年8月22日(金)~25日(月)

大会長挨拶

 日本哺乳類学会2025年度大会は、8月22日から25日の4日間にわたり、酪農学園大学(江別市)ならびに札幌市教育文化会館(札幌市)を会場として開催されます。大会長として、大会実行委員会を代表し、会員の皆様にご挨拶申し上げます。

 2023年度は沖縄県、2024年度は兵庫県において、いずれも猛暑の中で開催されました。近年、ここ北海道においても記録的な高温の夏や大雪の冬といった異常気象が続いていますが、大会期間中の北海道は日本で最も過ごしやすい気候であることを期待しています。

 さて、今回の会場となる北海道は、皆様ご存じのとおり、日本の哺乳類学の黎明期である明治時代から現在に至るまで、哺乳類に関する基礎研究や応用研究について、重要な役割を果たしてきた地域の一つです。そして、ブラキストン線の北側に広がる大地には、日本最大の陸生哺乳類であるヒグマや、世界最小の哺乳類であるチビトガリネズミ、氷河期の遺存種であるキタナキウサギなどの多彩な哺乳類が生息しています。また、近海には世界最大の捕食者であるマッコウクジラや、イタチ科動物最大のラッコなどが生息しており、北海道は哺乳類研究者にとって極めて魅惑的なフィールドです。

 今回の大会では、札幌市教育文化会館において、北海道の象徴ともいえるヒグマに関する公開シンポジウムを開催する予定です。また、年々重要性が増している野生動物管理に関するシンポジウムを、酪農学園大学との共催で実施いたします。さらに、いくつかのエクスカーションも企画し、懇親会では、北海道自慢のビールとジンギスカンをご用意しております。研究交流はもちろん、北海道ならではの体験も楽しんでいただけるよう努めて参りますので、ぜひとも参加をご検討ください。

 なお、大会期間中の北海道は、世界各地から多くの観光客が訪れるため、宿泊施設の確保が困難になることが予想されます。参加をご予定の方は、お早めの宿泊地の確保をお勧めいたします。

実行委員一同、皆様と北海道でお会いできることを楽しみにしております。

日本哺乳類学会2025年度大会大会長
大舘 智志
(北海道大学・酪農学園大学)