日本哺乳類学会2024年度大会 – 2024年9月6日(金)~9日(月)
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公開シンポジウム

一般公開シンポジウム

一般公開シンポジウム<
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動物たちの反乱―市街地に出没する野生動物対策の現状と課題―
Wildlife-Human Conflicts
- Current measures and challenges for wildlife invading human area

2024年9月8日(日) 13:30~17:00
神戸文化ホール 中ホール

共催:
神戸市・兵庫県立大学・兵庫県森林動物研究センター

 2023年度はクマ類が大量に市街地に出没し大きな社会問題となりました。全国的には、クマだけでなくイノシシやニホンジカ、ニホンザルによる市街地の出没被害も多発しています。実はこうした出没は10年ほど前から深刻化しはじめ、年々出没地域が拡大しています。なぜ今野生動物たちは本来の生息地を逸脱し、人の生活圏に近づくようになっているのでしょうか。また、このような事態に対して、だれがどのように対応を行っているのか現状を共有し、課題を話し合います。

趣旨説明

なぜ今、市街地に出没するのか?
横山真弓(兵庫県立大学)

講演

  1. 神戸市におけるイノシシ・アライグマ市街地出没対策、六甲山へのニホンジカ侵入防止対策
    岡部規恵 (神戸市経済観光局農政計画課)
  2. 札幌市におけるヒグマ・エゾシカ出没対策
    ~行政と民間事業者による連携と役割分担~

    早稲田宏一 (NPO法人EnVision環境保全事務所)
  3. ニホンザルの市街地出没とその緊急対応-山口県山口市の事例-
    藏元武藏 ((株)野生動物保護管理事務所) 
  4. 秋田県におけるツキノワグマ出没対応と体制づくり
    近藤麻実(秋田県自然保護課)
  5. 福島県帰還困難区域におけるイノシシ・アライグマ・ハクビシン対策
    橋本琢磨((一財)自然環境研究センター)

パネルディスカッション―課題と今後の体制づくりに向けて―

コーディネータ 横山真弓

パネリスト:
講演者・宇賀神知則(環境省鳥獣保護管理室室長)
  • 〇来場に際しては学会員はお申し込み不要です。
  • 〇オンラインでの視聴をご希望される方は、以下のURL(及びQRコード)からお申し込みください。
    https://event.city.kobe.lg.jp/event/pchheVknTG7TIfI66UDA
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