日本哺乳類学会2023年度大会を2023年9月7日~10日に琉球大学ならびに那覇文化芸術劇場なはーとを会場として開催します。本大会は日本哺乳類学会100周年記念大会です。
日本哺乳類学会2023年度大会は、沖縄県中頭郡の琉球大学および那覇市の那覇文化芸術劇場「なはーと」を会場として、9月7日(木)から10日(日)4日間開催致します。実行委員会を代表しまして、会員の皆様に御挨拶申し上げます。
コロナ禍において2020年度大会は中止、2021年度大会はオンライン形式、2022年度大会はハイブリッド形式で開催されました。みなさまに直接お会いできない年が3年続いたことになります。2023年度大会は3年ぶりの対面の大会を予定しております。直接、会場で議論を交わしていただく、休憩や昼食の時間に情報交換をしていただく、夜はお酒を飲みながら親交を深めていただくという以前の大会に戻したいと思います。口頭発表、ポスター発表、自由集会、公開シンポジウム、そして研究者の相互交流の場として重要な意味をもつ懇親会を企画しております。実行委員会が主催いたします公開シンポジウムは、2021年に世界自然遺産に指定された琉球諸島を取り上げ、その地史・生物地理・島嶼適応などについて最新の知識に基づいた内容のものを考えております。
また、本大会は日本哺乳類学会100周年記念大会という節目の大会です。100周年記念のシンポジウム、展示なども予定されています。哺乳類学会は1923年に設立された、世界的にも長い歴史を持つ哺乳類に関する学会です。学会の100周年を祝い、次の100年に向かっての道筋や夢を沖縄の地で語っていただきたいと思います。
これから9月の大会に向けてより一層の準備努力をしてまいりますので、皆様のご参加ならびにご発表をいただければ幸甚です。
多くの会員の方々のご参加を沖縄大会実行委員会一同お待ちしております。
日本哺乳類学会2023年度大会大会長 伊澤雅子