学生の皆さん、
コロナが収束したら海外フィールドワークに飛び出そう!
ボルネオ島、極東ロシア、中央アジア編
本や映像でしか見たことがない世界各地の壮大な自然。そこには生態がよく分かっていない野生動物が数多く生息しています。しかし、生息地は開発によって失われつつあり、その開発に日本が関わっている場合も少なくありません。海外で野生動物の生態を研究すること、研究成果を一般の人々に発信することは、野生動物とそれを取り巻く環境の保全・国際貢献にもつながります。
地球規模での環境問題に関心が高まる中、学生の皆さんの目は海外の野生動物にも向きはじめているようです。しかし、具体的にどのような研究が行われているのか、どうすれば関わることができるのか、ボンヤリとしか見えないのが現状かもしれません。まずは、どこでどんな研究をしているのか、経験者の話を聞いてイメージを膨らませることから始めませんか。
そこで本大会の公開シンポジウムでは、海外フィールドワークの3つの事例を紹介します。まずは東南アジア・ボルネオ島の熱帯雨林や極東ロシアの大森林を舞台とした研究保全活動。さらに中央アジアの山岳地帯と国内動物園で研究・保全活動に関する話題を提供していただきます。研究はもちろん、現地の人たちとの関わりやエピソードなど、海外フィールドワークの魅力も紹介。学生の皆さんが、自ら初めの一歩を踏み出すキッカケになれたらいいなと思います。
ファシリテーター:米澤隆弘、和久大介