2003年度大会プログラム


A会場 9月21日(日) 午前 口頭発表

09:00 1A01 保護管理計画における3つの管理の位置づけ
高柳敦(京大院・農・森林科学)

09:15 1A02 赤外線センサー作動カメラで撮影した写真からの耳標マーキングの視認性
*小金澤正昭(宇都宮大学・農・演習林)・金子賢太郎(宇都宮大学・農・森林)

09:30 1A03 ツキノワグマのヘアートラップ法による個体識別の検討
*森光由樹・名矢結香・片山敦司・泉山茂之(野生動物保護管理事務所)

09:45 1A04 岐阜県根尾村におけるニホンツキノワグマ(Ursus thibetanus japonicus)の生息数推定
*岡野司(岐阜大・連合獣医)・白濱直樹(岐阜大・連合農)・吉田洋・村瀬哲磨・坪田敏男(岐阜大・農)

10:00 1A05 京都府の二つのツキノワグマ個体群への捕獲圧について
*大井徹・瀬川也寸子(森林総研・関西)・山田文雄・北原英治(森林総研)

10:15 1A06 島根県におけるツキノワグマの捕獲実態と問題点
*金森弘樹・澤田誠吾(島根県中山間地域研究センター)

10:30 1A07 ブナの不作がツキノワグマの人里域出没を決める?
*岡輝樹(森林総研東北)・三浦慎悟(森林総研)・正木隆(農林水産技術会議)・鈴木和次郎(森林総研)・大住克博(森林総研関西)・齊藤正一(山形県森林研究研修センター)

10:45 1A08 ツキノワグマ個体群の遺伝的な構造:西日本個体群と新潟個体群の比較
*大西尚樹(森林総研関西)・齊藤隆(北大・フィールド科学センター)・石橋靖幸(森林総研・北海道)・北原英治(森林総研)・金森弘樹(島根県中山間地域研究センター)・西信介(鳥取県林業試験場)・大井徹(森林総研・関西)

11:00 1A09 ニホンツキノワグマ頭骨の本州西部における地理的変異
*下稲葉さやか(京大・理・動物)・大井徹・島田卓哉(森林総研関西)・北原英治・山田文雄(森林総研)・鳥居春己(奈良教育大・自然環境教育センター)

11:15 1A10 ニホンツキノワグマ頭骨縫合の閉鎖の進行とその年齢形質としての可能性
*天野雅男(東大・海洋研・沿岸センター)・大井徹(森林総研・関西)・早野あづさ(京大・理・動物)

11:30 1A11 北海道大学天塩地方研究林におけるヒグマの長期モニタリング
青山智彦・筒井涼子・尾崎光宏(北大・農)・高山琢馬(北大・水産)・村田圭祐(北大院・理)・山本岳男(美深町)・*日野貴文(北大・農)・鈴木雅博(北大院・農)・佐藤友香(北大・獣医)・北大ヒグマ研究グループ

B会場 9月21日(日) 午前 口頭発表

09:00 1B01 中国雲南省における野生小哺乳類の調査・採集とトガリネズミ科食虫類2種の核型の新知見
*森部絢嗣・川田伸一郎(名大院・生命農学・動物管理)・Li Song・Wang Yingxiang(中国科学院昆明動物研究所)・織田銑一(名大院・生命農学・動物管理)

09:15 1B02 中国昆明省産モグラ科食虫類2種,“ミミヒミズ”と“ヒミズ”,の核型分析
*川田伸一郎・織田銑一(名古屋大・生命農・動物管理)・Yingxiang Wang・Li Song(中国科学院昆明動物研究所)

09:30 1B03 ヒミズとヒメヒミズに共通のヘテロクロマチン領域の解析
*中田章史・吉村 文・黒尾正樹・小原良孝(弘前大学・農学生命科学部)

09:45 1B04 Substantial differences between the two karyomorphs of the black rats, Rattus rattus and R. tanezumi in the mitochondrial and nuclear gene sequences
*Chinen M. Aldo,Hitoshi Suzuki (Graduate School of Environmental Earth Science, Hokkaido University), Kimiyuki Tsuchiya(Department of Agriculture, Tokyo University of Agriculture), Bisho Sasamoto(Naha Quarantine Station),and Souseke Suzuki(Tokyo Quarantine Station)

10:00 1B05 ミトコンドリアDNA解析から推測されるカヤネズミの進化的動態
*安田俊平(北大・地球環境)・Peter Vogel(Batiment de Biologie Universite de Lausanne)・土屋公幸(東農大・農)・鈴木仁(北大・地球環境)

10:15 1B06 ミトコンドリア・チトクロームb遺伝子の塩基配列から示されたMus caroliの地理的変異
*島田朋史・寺島美江・鈴木仁(北大院・地球環境)・土屋公幸(東農大・農)・城ヶ原貴通(琉球大)・林良恭(台湾東海大・生物)・Ken Aplin(CSIRO・オーストラリア)

10:30 1B07 核遺伝子を用いた北海道産および東北産ハツカネズミ(Mus musculus)の多型解析
*中島望・鈴木仁(北海道大学・地球環境)・古沢俊祐・半澤直人(山形大学・理工学研)・土屋公幸(東京農大・野生動物研)・森脇和郎(理研・バイオリソースセンター)

10:45 1B08 エゾヤチネズミ自然集団のDNA多型
*高橋亮・金子聡子(理化学研究所ゲノム科学総合研究センター個体遺伝情報研究チーム)

11:00 1B09 泳ぐ鯨の長さを測る(レーザー測距式くじら体長測定装置の開発)
*島田裕之(遠洋水研)・武居順平(日大院・生物資源科学)

11:15 1B10 1990~2000年に沖縄島沿岸で発見されたジュゴンDugong dugonの胃内容物調査
*明田佳奈(財団法人自然環境研究センター)・内田詮三・東直人(沖縄美ら海水族館)・北浦賢次(財団法人自然環境研究センター)・河村章人(三重大学生物資源学部)

11:30 1B11 ミトコンドリアDNAから見たカマイルカの系統地理学的研究
*栗原望・小澤智生(名古屋大学大学院環境学研究科)

11:45 1B12 ミトコンドリアDNAおよび核DNA解析からみた北太平洋西部におけるカマイルカの個体群分化
*早野あづさ(京大・理・動物)・吉岡基(三重大・生物資源)・田中美穂(名古屋港水族舘)・天野雅男(東大・海洋研・沿岸センター)

12:00 1B13 飼育下ハンドウイルカの休息行動
*関口雄祐・幸島司郎(東工大・生命理工)

A会場 9月22日(月) 午前 口頭発表

09:00 2A01 ニホンザルにおける嫌悪条件付け-桂皮酸アミドを用いた経口投与の可能性について-
*室山泰之・田中俊明(京都大・霊長研・野外施設)・杉浦秀樹(京都大・霊長研・社会構造)・藤田志歩(岐阜大・農・獣医)・飯田景子・浅岡一雄(京都大・霊長研・分子生理)

09:15 2A02 屋久島におけるニホンザルのmtDNA変異の地理的分布と環境の対応関係
*早石周平・川本芳(京都大)

09:30 2A03 歯の非計測形質から見たブラジル東部産ティティ類の分化と分散
*小林秀司(中京女子大・人文)・名取真人(岡山理科大・理)・L.M.ペッソア(リオデジャネイロ連邦大)・J.A.オリベイラ(リオデジャネイロ国立博物館)・A.L.ラングッチ(バライーバ連邦大)・瀬戸口烈司(京大・理)

09:45 2A04 滋賀県多賀町の鍾乳洞「河内風穴」におけるテングコウモリの個体数の年間変動
阿部勇治(多賀の自然と文化の館)・*前田喜四雄(奈良教大・自然環境教育センター)

10:00 2A05 長野県安曇村乗鞍高原におけるクビワコウモリEptesicus japonensis出産哺育個体群の12年間の個体数変化とねぐらの変遷について
*山本輝正(岐阜県立八百津高等学校)・橋本肇(東洋蝙蝠研究所)・井上千佐仔・井上章(クビワコウモリを守る会)・中村桃子(長野県乗鞍自然保護センター)・西岡真智子(クビワコウモリを守る会)

10:15 2A06 北海道苫小牧に生息するコウモリ類の音声による種判別
*福井大・揚妻直樹(北海道大学苫小牧研究林)・D.A. Hill(Sussex University)

10:30 2A07 ヘラコウモリ科における多様な食性と頭蓋形状の適応、その機能形態学的意義
*渡辺一教(東京大学・農・獣医解剖)・遠藤秀紀(国立科学博物館動物研究部)・林良博(東京大学・農・獣医解剖)

10:45 2A08 ホオヒゲコウモリ(Myotis mystacinus)とヒメホオヒゲコウモリ(M. ikonikovi)の尾膜の血管の走行の相違
*近藤憲久(根室市教育委員会)・佐々木尚子(釧路教育大)

11:00 2A09 心臓と大血管の構造に見る哺乳類の系統発生と適応放散
*澤野啓一・岸清(東邦大・医・第一解剖)・馬場稔(北九州市立自然史博物館)・ブアディ(Boeadi)(インドネシア国立大学)

A会場 9月22日(月) 午後 口頭発表

13:30 2A10 哺乳類の多様性調査の最良のセンサス法は何か?
*安田雅俊(森林総研・鳥獣生態研)・Mariani Abu Bakar(ブルネイ博物館)

13:45 2A11 ロシア沿海州に生息する哺乳類の糞を用いた“落とし主種”の判別とその餌動物の特定~特に大型ネコ科動物に注目した分子糞便学的手法の試み・問題点・そして展望
*永田純子(森林総合研究所・学振特別研究員)・Vladimir Aramilev(Institute for Sustainable Use of Nature Resources, Russia)・Dale R. McCullough(University of California at Berkeley)

14:00 2A12 糞のDNA解析によるノウサギの生息密度の推定
*松木吏弓・竹内亨・阿部聖哉(電中研応用生物)・矢竹一穂((株)セレス)・梨本真(電中研応用生物)

14:15 2A13 ため池地帯におけるヌートリアの分布拡大様式と生態学的管理の可能性
*立澤史郎(北大・文・地域システム)・鈴木康良(加西市環境部)

14:30 2A14 日本で野生化したヌートリアMyocastor coypusの繁殖特性に関する報告
*曽根啓子(名大院・生命農・動物管理)・子安和弘(愛院大・歯・解剖第二、愛院大・口腔先端研・歯科材料)・織田銑一(名大院・生命農・動物管理)

14:45 2A15 山口市における自動撮影による食肉目の撮影状況と活動パターン
*田中浩(山口高校)・星野絢子・衣笠淳(山口大院・理工学)・松村澄子(山口大・理・自然情報)

15:00 2A16 日本のタヌキと英国のアナグマにおける生息地選択と行動の比較
*佐伯 緑(Wildlife Conservation Research Unit, Department of Zoology, university of Oxford, 現 国土交通省国土技術政策総合研究所環境研究部緑化生態研究室)・David W. Macdonald(Wildlife Conservation Research Unit, Department of Zoology, university of Oxford)

15:15 2A17 山口市におけるホンドテン(Martes melampus melampus)の食性
*衣笠淳(山口大・理工)・田中浩(山口高校)・松村澄子(山口大・理・自然情報)

15:30 2A18 九州北部地域におけるテンの糞分析からみた採餌環境
*足立高行(大分野生生物研究センター)・荒井秋晴(九歯大・中央研)・桑原佳子(大分野生生物研究センター)・吉田希代子(九歯大・中央研)

15:45 2A19 生態系ネットワーク計画のためのニホンリス(Sciurus lis)の生態調査III 水戸地域の孤立林における生息状況
*矢竹一穂・秋田毅・古川淳((株)セレス)・佐伯緑(国土交通省国土技術政策総合研究所環境研究部緑化生態研究室、水戸生態系研究会)・飯塚康雄(国土交通省国土技術政策総合研究所環境研究部緑化生態研究室)・大竹邦暁(中電技術コンサルタント(株))・松林健一(セントラル・コンピュータ・サービス(株))・金子弥生(水戸生態系研究会)・日置佳之(鳥取大学農学部環境樹木学研究室)・藤原宣夫(国土交通省国土技術政策総合研究所環境研究部緑化生態研究室)

16:00 2A20 タイワンリスの頭蓋における地理的変異について
*林田明子(帯広畜産大学解剖学教室)・遠藤秀紀(国立科学博物館動物研究部)・佐々木基樹・北村延夫・山田純三(帯広畜産大学解剖学教室)

16:15 2A21 台湾および五島列島で捕獲されたタイワンリス(Callosciurus erythraeus)の微量元素蓄積
*鈴木美成・渡邉泉・久野勝治(東京農工大・農)・押田龍夫(台湾東海大・生物・分子生態)・林良恭・李仁凱(台湾東海大・生物・野生動物生態)・陳彦君(台湾國立自然科学博物館)・田村典子(森林総研・多摩)

16:30 2A22 ロシア産および日本産タイリクモモンガPteromys volansの分子系統地理学的研究
*押田龍夫(台湾東海大・生物・分子生態)・Alexei Abramov(ロシア科学アカデミー・動物・哺乳類)・柳川久(帯広畜産大・野生動物)・増田隆一(北大・先端科学センター・遺伝的多様性)

16:45 2A23 パキスタン北部地域に分布するウーリームササビEupetaurus cinereusの生息地について(予報)
*押田龍夫(台湾東海大・生物・分子生態)・Chaudhry M. Shafique(カラチ大・動物)・Sohail Barkati(カラチ大・動物)

B会場 9月22日(月) 午前 口頭発表
  
09:00 2B01 偶蹄目における咀嚼機構の機能形態学的比較
*松崎美果(日本大学獣医衛生学研究室)・遠藤秀紀(国立科学博物館動物研究部)・伊藤琢也・酒井健夫(日本大学獣医衛生学研究室)

09:15 2B02 大規模シカ柵実験-シカ導入後1年間の植生への影響
*堀野眞一・野宮治人・奥村栄朗・川路則友・山田文雄・新山馨・田中浩・柴田銃江・北原英治(森林総合研究所)・丹羽慈(東大・森林動物)

09:30 2B03 ニホンジカ個体群の加入率を決めている要因は?
*宇野裕之・玉田克巳(北海道環境科学研究センター)

09:45 2B04 栃木県シカ保護管理計画におけるハンターの役割
*丸山哲也・松田奈帆子(栃木県県民の森管理事務所鳥獣課)・高橋安則・櫻井裕夫(栃木県自然環境課)

10:00 2B05 季節的な移動の起こる場所でのシカ糞粒・糞塊調査-ニホンジカ伊豆地域個体群の生息数推定-
大場孝裕(静岡県林業技術センター)

10:15 2B06 糞の出現からみたシカの土地利用状況(「)
*田戸裕之・杉本博之・桑野泰光(山口県林業指導センター)・伊藤直弥・山田昌宏・細井栄嗣(山口大学農学部)

10:30 2B07 西日本における異なるタイプの環境に生息するニホンジカの糞中粗タンパク質含有率
*桑野泰光(元山口大学・農、現山口県林業指導センター)・細井栄嗣(山口大学・農)・田戸裕之(山口県林業指導センター)・小澤忍(山口大学・農)

10:45 2B08 シカ胃内容物からの情報
鈴木和男(田辺市)

11:00 2B09 本州におけるニホンジカ2系統の重複分布地域の特定
*細井栄嗣(山口大・農)・山田昌宏(鳥大院・連農)・永田純子(森林総研)・玉手英利(山形大・理)・金森弘樹(島根県中山間地域研究センター)・田戸裕之(山口県林業指導センター)・小澤忍(山口大・農)

11:15 2B10 小豆島に生息するニホンジカのミトコンドリアDNA D-loop領域の遺伝的変異
*山田昌宏(鳥大院・連農)・細井栄嗣(山口大・農)・玉手英利(山形大・理)・永田純子(森林総研)・田戸裕之(山口県林業指導センター)・小澤忍(山口大・農)

B会場 9月22日(月) 午後 口頭発表
  
13:30 2B11 兵庫県におけるニホンジカの生理的モニタリング手法の検討-繁殖、栄養状態、食性の関係-
*横山真弓(人と自然の博物館)・坂田宏志(姫路工業大学・自然環境研)

13:45 2B12 島根県弥山山地に生息するニホンジカの体重、腎臓重量、腎脂肪量、骨髄脂肪量の性差および季節変動
*岸本康誉((株)地域環境計画)・金森弘樹(島根県中山間地域研究センター)・片桐成夫(島根大学生物資源科学部)

14:00 2B13 西日本におけるニホンジカの受胎日分布
*小泉透(森林総研九州)・濱崎伸一郎・岸本真弓(野生動物保護管理事務所)・横山真弓(兵庫県立人と自然の博物館)・小林雅人(京大農)・池田浩一(福岡県森林林業技術センター)・矢部恒晶(森林総研九州)

14:15 2B14 異なる環境に生息するニホンジカ2集団の切歯磨滅量-集団差および性差について-
*尾崎麦野(東大・院・生物多様性科学)・高槻成紀(東大・総合研究博物館)

14:30 2B15 ニホンジカにおける象牙質成長線を用いた日齢査定
*飯沼康子・鈴木正嗣・大泰司紀之(北大獣医生態)

14:45 2B16 ニホンジカ2集団の枝角の比較
*高槻成紀(東大・総合研究博物館)・早武真理子(東農大・畜産)

15:00 2B17 道路沿いのエゾシカの行動と交通事故件数の関係
*野呂美紗子(帯広畜産大学・野生動物管理学、現所属:(社)北海道開発技術センター)・柳川久(帯広畜産大学・野生動物管理学)

15:15 2B18 エゾシカ用テキサスゲートの設計法
*原文宏・若菜千穂・田邊慎太郎・野呂美紗子((社)北海道開発技術センター)

15:30 2B19 エゾシカ用ワンウェイゲートの設計と改良
*原文宏・野呂美紗子((社)北海道開発技術センター)・北野勲(株式会社KGエンジニアリング)

15:45 2B20 知床半島の工ゾシカの越冬個体群に対するヘリコプターセンサスの広域的実施について
*山中正実・仲村昇・小平真佐夫・岡田秀明(知床財団)

16:00 2B21 エゾシカの群れカウントの季節変動
*梶光一(道環境研)・高橋裕史(北大大学院獣医生態)・田中純平・田中由香(ピッキオ)

16:15 2B22 GPSテレメトリー法を用いたエゾシカの生息地利用と季節移動
*鈴木透(En Vsion)・宇野裕之(北海道環境研)・赤松里香(En Vsion)・伊吾田宏正(北大北方生物圏フィールド科学センター)・早稲田宏一(En Vsion)・立木靖之(北大農)・平川浩文(森林総研北海道)

16:30 2B23 餌制限下におけるエゾシカメス成熟後の死亡
*高橋裕史(北大院・獣医生態)・梶 光一(道環境研)

16:45 2B24 モウコガゼルと同所的に生息する家畜の食性
Ahimsa Campos Alceiz・*高槻成紀(東京大学総合研究博物館)

17:00 2B25 モウコガゼルの季節移動の衛星追跡
*伊藤健彦(東大院農学生命科学)・D.Enkhbileg(Mongo1ian Academy of Sciences)・高槻成紀(東大博)・姜兆文(山梨環境科学研)・B.Lhagvasuren(Mongo1ian Academy of Sciences)・恒川蔦史(東大院農学生命科学)

A会場 9月23日(火・祝) 午前 口頭発表
  
09:00 3A01 野ネズミの樹皮摂食に関連する環境要因
中田圭亮(道立林業試験場・道東支場)

09:15 3A02 フィリピン・ルソン島におけるクマネズミ(Rattus rattus mindanensis)による植栽の剥皮
*矢部辰男(ラットコントロールコンサルティング)・Rivera,George A.(MP Wood Philippines)

09:30 3A03 新潟県赤倉産ヤチネズミCraseomys niigataeの位置づけ
*金子之史(香川大・教育・生物)・木村吉幸(福島大・教育・生物)

09:45 3A04 エゾヤチネズミのメスにおける繁殖成績の個体変異:繁殖成功を巡る要因
*齊藤隆(北大・フィールド科学センター)・石橋靖幸(森林総研・北海道)

10:00 3A05 アカネズミはどうやってタンニンを克服するのか? タンニン結合性唾液タンパク質とタンナーゼ産生細菌の効果
*島田卓哉(森林総研・関西)・齊藤隆(北大・フィールド科学センター)・大澤朗・佐々木英生(神戸大学・自然科学研究科)

10:15 3A06 標識再捕獲法によるカワネズミの個体数推定
*市川哲生(岐阜連大農)・吉田利男(信大農)

10:30 3A07 小型食虫類ジネズミにおける環境選択性の季節的推移
*石庭寛子(新大院・自然科学)・藤江香予(新大・農)・関島恒夫(新大院・自然科学)

10:45 3A08 モグラ科の系統関係
本川雅治(京都大学総合博物館)

11:00 3A09 新潟平野におけるアズマモグラMogera imaizumiiの小型化とその要因
*神主英子(新潟大・自然科学)・橋本琢磨(自然環境研究センター)・関島恒夫(新潟大・自然科学)


自由集会

<9月20日(土)>

F1 動物園で研究成果を活かす2
世話人:山本茂行・村井仁志(富山市ファミリーパーク)
14:00~16:00  A会場

F2 GPSテレメトリーシステム(GPS首輪)-「いま」と「これから」-
世話人:宇野裕之(北海道環境科学研究センター)・赤松里香(EnVision)
16:00~18:00  A会場

F3 かたちの学校(9)
世話人:遠藤秀紀(国立科学博物館)・本川雅治(京都大学総合博物館)
16:30~18:30  E会場

<9月22日(月)>

F4 捕獲で被害は減らせるか?
世話人:東 英生(山形の野生動物を考える会)
18:00~20:00  A会場

F5 移入(外来)種規制法案とその問題点
世話人:池田 透(北大・院・文)・村上興正
18:00~20:00  B会場

F6 「21世紀における日本の哺乳類分類学」
世話人:岩佐真宏(北大・院獣医)・本川雅治(京大・総合博物館)
18:00~20:00  C会場

F7 樹洞はだれのもの
世話人:安藤元一(東農大・農・野生動物)・柳川 久(帯畜大・野生動物)・大久保未来
18:00~20:00  D会場

F8 増補食虫頬の自然史4.食虫類の“島嶼”生物学
世話人:川田伸一郎(名古屋大院・生命農学)・横畑泰志(富山大・教育・環境生物学)
18:00~20:00  E会場

<9月23日(火・祝)>

F9 信号と情報の伝達:個体から個体、世代から世代、種から種へ
世話人:香田啓貴・竹元博幸(京大・霊長研)・山根明弘(北九州市立自然史歴史博物館)
9:00~11:00  B会場


F会場 9月21日(日) 午後               

13:00~15:00 総   会

15:00~17:30 公開シンポジウム「野生哺乳類の個体数推定法 ―到達点と課題―」
         (コーディネーター: 三浦愼悟・岡輝樹)

趣旨説明(三浦愼悟:森林総合研究所)

「哺乳類保護管理における個体数推定の精度とフィードバック管理の問題点について」
(松田裕之: 東京大学海洋研究所)

「糞粒法を利用したシカ個体数推定の現状と問題点」
(*池田浩一: 福岡県森林林業技術センター ・ 岩本俊孝: 宮崎大学教育文化学部)

「都市ギツネの個体数推定 -位置のデータで数を知る-」
(浦口宏二: 北海道立衛生研究所)

「ヘアトラップによる体毛回収とDNA個体識別を用いたクマ類の個体数推定の現状と課題」
(佐藤喜和: 日本大学生物資源科学部)

「鯨類の目視調査法の現状と課題」
(宮下富夫: 遠洋水産研究所)

「自動撮影調査から動物の密度が分かるか  密度推定の問題を考える」
(平川浩文: 森林総合研究所北海道支所)

「赤外線センサーカメラを用いた中大型哺乳類の個体数推定法」
(小金澤正昭: 宇都宮大学農学部附属演習林)


ホテルメトロポリタン盛岡 本館 9月21日(日) 夜

18:30~20:30 懇  親  会


P会場 9月21日(日)午前から23日(火・祝)午前まで  ポスター発表

P01 ヘア・トラップ法を用いたヒグマ加害個体の識別(予報)
*釣賀一二三・富沢昌章(北海道環境科学研究センター)・早稲田宏一(EnVision)・橋本和彦(北海道渡島支庁)

P02 北海道渡島半島地域におけるヒグマテレメトリー調査 ~1999-2002年度の追跡結果から~
*早稲田宏一(En Vision)・釣賀一二三・富沢昌章・間野勉(北海道環境科学研究センター)

P03 四国におけるツキノワグマの生息状況の現状
*谷地森秀二・金澤文吾・金城芳典・山崎浩司(NPO法人四国自然史科学研究センター)

P04 アンケート調査結果による北海道のヒグマ生息分布の予測
*間野勉(北海道環境科学研究センター)・鈴木透(北海道大学大学院農学研究科)

P05 ツキノワグマの単木レベルにおける樹皮剥ぎ対象木の選択基準
*原田林太郎・高柳敦(京大・院・農)

P06 ツキノワグマの食痕からのDNA抽出法の検討
*齊藤正恵(岩手大学・農)・山内貴義(岩手県環境保健研究センター)・岡輝樹(森林総研・東北)・青井俊樹(岩手大学・農)・辻本恒徳(盛岡市動物公園)

P07 岩手県における野生哺乳類(ツキノワグマ・ニホンジカ)の生息分布状況
*山内貴義・工藤雅志・小澤洋一(岩手県環境保健研究センター)・阿久津仁美(岩手大・獣医・解剖学)

P08 岩手県におけるツキノワグマの捕獲状況及び被害発生状況の解析(北奥羽地域個体群と北上高地地域個体群の比較)
*工藤雅志・山内貴義(岩手県環境保健研究センター)

P09 岩手大学構内におけるニホンリスの生態について
*西千秋・青井俊樹(岩手大学・農林環境科学科)

P10 横浜市における外来種タイワンリスの植生選択
*大久保未来(リス・ムササビネットワーク)・田村典子(森林総研・多摩)

P11 リス科3種における色を手がかりとした餌の選択行動
*佐藤友紀子・江口祐輔・植竹勝治・田中智夫(麻布大院・獣医・動物行動管理)・福田啓一(町田リス園)

P12 北日本におけるニホンリスの遺伝的多様性
*八重柏典子・柴田清孝(石巻専修大学・理工)・玉手英利(山形大学・理)

P13 ニホンテンにおける行動圏と資源分布
*倉島治(東京大・院・農学生命)・須田知樹(宇都宮大・農)・小金澤正昭(宇都宮大・演習林)

P14 佐渡島に移入されたテンの食性の季節的変化
*中島卓也(新潟大院・自然科学)・箕口秀夫(新潟大・農)

P15 奄美大島にみられるマングースの個体数の推定
*石井信夫(自然環境研究センター)・阿部愼太郎(環境省奄美野生生物保護センター)・鈴木隆・山下亮(自然環境研究センター)

P16 日本で野生化しているハリネズミについて
*石井信夫・橋本琢磨・青木正成・間曽佐智子(自然環境研究センター)・大塚知美・土屋公幸(東京農業大学)

P17 ミンクの生息確認のための自動撮影調査法
車田利夫(北海道環境科学研究センター)

P18 奄美大島におけるジャワマングースと在来動物種の生息パターン
*亘悠哉(東大院・農・生物多様性科学)・阿部愼太郎(環境省奄美野生生物保護センター)・高槻成紀(東大・総合研究博物館)

P19 オウギハクジラ筋肉のアイソトープ分析
*谷田部明子・小池裕子(九州大学比較社会文化学府)

P20 統計資料を用いた海獣類の分布と捕獲の推定
宇仁義和(斜里町保健福祉部)

P21 アジアラッコ(Enhydra lutris lutris)の遺伝的特徴
*服部薫・大沼学・大泰司紀之(北大・獣医・生態)

P22 ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)におけるflipper rubbing行動の定量的分析
*酒井麻衣(東工大・生命理工・生体システム)・菱井徹(御蔵島バンドウイルカ研究会)・武田庄平(農工大・農・比較心理)・幸島司郎(東工大・生命理工・生体システム)

P23 ジャコウネズミにおける高脂肪食と熱産生能力との関連性
*鈴木大輔(名大院・生命農学・動物管理、名大・環研・発生遺伝)・織田銑一(名大院・生命農学・動物管理)・村田善春(名大・環研・発生遺伝)

P24 スンクスSuncus murinusの実験室系統ならびに野生個体群を用いた歯の進化発生学的研究
*城ヶ原貴通(名大院・生命農学・動物管理、愛院大・口腔先端研)・子安和弘(愛院大・口腔先端研、愛院大・歯・解剖第二、愛院大院・歯・ハイテク・リサーチ・センター)・花村肇(愛院大・口腔先端研、愛院大・歯・解剖第二、愛院大院・歯・ハイテク・リサーチ・センター)・河合達志(愛院大・口腔先端研、愛院大院・歯・ハイテク・リサーチ・センター、愛院大・歯・歯科理工)・川人景子・織田銑一(名大院・生命農学・動物管理)

P25 富山大学構内におけるラジオテレメトリーを用いたアズマモグラの生態に関する研究(予報)
*河合幸樹(富山大院・教育・理科)・横畑泰志(富山大・教育・環境生物)

P26 カウネズミChimarrogale platycephalaの地理的変異から何が見える?
*岩佐真宏(北海道大学大学院地球環境科学研究科生態遺伝学講座、現所属:(財)ヒューマンサイエンス,北海道大学大学院獣医学研究科公衆衛生学教室)・阿部永(小樽市桂岡町)

P27 アズマモグラMogera imaizumiiの種内変異~岩手県で見られる遺伝子型・形態型の不一致~
*岩佐真宏(北海道大学大学院地球環境科学研究科生態遺伝学講座、現所属:(財)ヒューマンサイエンス,北海道大学大学院獣医学研究科公衆衛生学教室)・川窪千尋(北海道大学大学院地球環境科学研究科生態遺伝学講座、現所属:京都工芸繊維大学)・阿部永(小樽市桂岡町)・鈴木仁(北海道大学大学院地球環境科学研究科生態遺伝学講座)

P28 タイワンモグラMogera insularisにおける地理的変異に関する遺伝学的解析
*原田正史(大阪市立大学大学院医学研究科動物実験施設)・篠原明男(宮崎医科大学フロンティア科学実験総合センター)・川田伸一郎(名古屋大学生命農学研究科動物管理学研究室)・Liang-Kong Lin(Lab. Wildlife Ecology, Dept. Biology, Tunghai Univ. Taiwan)

P29 マレーシア国キャメロンハイランドにて捕獲されたチビオモグラEuroscaptor micruraに対する分子系統学的解析
*篠原明男(宮崎医科大学フロンティア科学実験総合センター)・川田伸一郎(名古屋大学大学院生命農学研究科動物管理学研究室)・安田雅俊(森林総合研究所野生動物研究領域)・Lim Boo Liat(Wildlife and National Parks,Malaysia)

P30 カワウソ・ノウサギ・ツキノワグマ・ニホンザル・タヌキ・キツネの糞分解過程における形状変化
*安藤元一(東農大・農・野生動物)・中間義之(法政二中)・長澤麻子(アリーズ動物病院)・鍋倉明子(ピア動物医療センター)

P31 韓国慶尚南道海岸におけるカワウソ分布状況20年間の変化
*安藤元一(東農大・農・野生動物)・秦正充(ジェー・エー・シー)・佐々木浩(筑紫女学園短大・幼児教育)・韓盛傭(慶南大・生物)

P32 偶蹄目3種における毛の微細構造と機能
*吉田希代子・荒井秋晴(九歯大・中央研)・足立高行(大分野生生物研究センター)・馬場稔(北九州市立自然史博物館)

P33 国際獣類会議で扱われた感染症に関する研究の概要
浅川満彦(酪農大・獣・寄生虫学教室(野生動物学))

P34 自動撮影調査に基づく中大型哺乳類の日周活動の解析
平川浩文(森林総研・北海道)

P35 インターネットを用いた遠隔操作撮影装置による動物生態観察システムの構築
*荒山里奈・後藤和郎・吉倉智子・金翔清・鈴木三厳・村田浩一(日大・生物資源科学・野生動物学)

P36 自動撮影装置を用いた哺乳類調査の可能性
*河内紀浩・泉山茂之((株)野生動物保護管理事務所)

P37 茨城県水戸近郊地域に生息する食肉目の分布と生息地利用の比較(予報)
金子弥生(水戸生態系研究会、オックスフォード大学Wildlife Conservation Research Unit)・藤井猛(水戸生態系研究会)・松林健一(セントラル・コンピュータ・サービス(株))・*佐伯緑(水戸生態系研究会、国土技術政策総合研究所緑化研究室)・奥村忠誠((株)野生動物保護管理事務所)・日置佳之(鳥取大学農学部)・藤原宣夫・羽澄俊裕((株)野生動物保護管理事務所)・飯塚康雄(国土技術政策総合研究所緑化研究室)・小長谷尚弘(水戸生態系研究会)・大竹邦暁(中電技術コンサルタント(株))

P38 名古屋市都市公園「東山の森」における哺乳類相とゾーニング実施計画
*長谷川明子(名大院・生命農学研究科、(財)名古屋都市センター平成13年度市民研究員)・西尾美徳((財)名古屋都市センター平成13年度市民研究員)・織田銑一(名大院・生命農学研究科)

P39 県道西天城高原線における横断構造物の動物利用状況
*小長谷尚弘・朝倉俊治(株式会社環境アセスメントセンター)

P40 ニホンイノシシのヌタ場利用について
仲谷淳(近中四農研 鳥獣害研究室)

P41 島根県におけるイノシシの個体数調整=駆除の実態把握=
*竹内正彦・上田弘則・仲谷淳(近中四農研 鳥獣害研究室)

P42 イノシシの猟期延長と狩猟者の出猟実態
西信介(鳥取県林業試験場)

P43 茨城県水戸近郊地域におけるタヌキのロードキルと道路周辺環境との関係
*大竹邦暁(中電技術コンサルタント株式会社)・飯塚康雄・藤原宣夫(国土技術政策総合研究所緑化生態研究室)・佐伯緑(国土技術政策総合研究所緑化生態研究室、水戸生態系研究会)・川上寛人((株)プレック研究所)・藤井猛((株)野生動物保護管理事務所)・金子弥生(水戸生態系研究会、オックスフォード大学Wildlife Conservation Research Unit)・日置佳之(鳥取大学農学部)

P44 北海道野幌森林公園におけるエゾタヌキとアライグマの生息状況(予報)
*阿部豪・池田透(北大・院文・地域システム)

P45 ミトコンドリアDNA多型からみたアライグマの地理的分布
*松崎雄三・向田政博(防衛医科大学校法医学講座)・牧野敬(神奈川県自然環境保全センター)・桟野玄(岐阜大学大学院連合獣医学研究科)・鈴木和男(田辺市ふるさと自然公園センター)・大泰司紀之(北海道大学大学院獣医学研究科)・的場洋平(酪農学園大学大学院獣医学研究科)・今井利夫(東邦大学理学部生物学科)

P46 静岡県内における移入種アライグマの確認報告と各種獣医学的検査
*後藤和郎・荒山里奈・吉倉智子・伊藤圭子・田畑真悠・金清翔・鈴木三厳・高野愛(日本大・生物資源科学)・山本美和(東京農大・農学研究科)・奥村忠誠・河内紀浩((株)野生動物保護管理事務所)・椎橋孝・木村順平・丸山総一・野上貞雄・村田浩一(日本大・生物資源科学)

P47 タイ・カオヤイ国立公園における果実生産量とネズミ類の繁殖パターン
*鈴木俊介・近雅博・野間直彦(滋賀県大・院・環境科学)・北村俊平(京大・生態研セ)・湯本貴和(地球研)・Pilai Poonswad(タイ・マヒドン大・理)・Chumphon Suckasam(タイ・王立森林局)

P48 アカネズミは川を渡るか-統計学的諸問題の処理
*山岸学(東農大・農)・原田正史(大阪市大・医)・子安和弘(愛知学院大・歯)

P49 頭骨形態の統計学的解析を用いたハタネズミ属(Microtus)の系統類縁関係
*目加田和之(名古屋大・生命農、理研・BRC)・子安和弘(愛知学院大・歯)・Zholnerovskaya E.(ロシア科学アカデミー)・陳怡如(ニューメキシコ大)・原田正史(大阪市立大・医)・成田裕一(理研・CDB)・Shrestha K.C.(トリブファン大)・織田銑一(名古屋大・生命農)

P50 エゾヤチネズミにおいてmultiple paternityの発生にかかわる要因について
*石橋靖幸(森林総研・北海道)・齊藤隆(北大・フィールド科学センター)

P51 北海道根室半島産エゾヤチネズミClethrionomys rufocanus bedfordiaeの周期的個体数変動が寄生蠕虫類群集に与える影響について
*的場洋平・上村純平(酪農学園大・獣医・寄生虫学[野生動物])・高橋健一(北海道立衛生研究所)・浅川満彦(酪農学園大・獣医・寄生虫学[野生動物])

P52 アラゲコトンラットおよびシカマウス(ネズミ科アメリカネズミ亜科)の咬筋内部構造
*佐藤和彦・岩久文彦(朝日大学歯学部口腔構造機能発育学講座口腔解剖学分野)

P53 アカネズミの形態と運動能力の関係-島嶼個体群と本土個体群の比較-
*上田弘則(近中四農研センター・鳥獣害研)・高槻成紀(東大・博物館)

P54 早成性齧歯類トゲマウス(Acomys cahirinus)の胎仔の成長
*横澤美紀(名大院・生命農学・動物管理)・蛭薙観順・野崎ますみ(名古屋大学博物館)・織田銑一(名大院・生命農学・動物管理)

P55 ロシアハタネズミMicrotus rossiaemeridionalisの成長および行動発達
*正木あかね(名大院・生命農学・動物管理)・目加田和之(理研・BRC)・横澤美紀・織田銑一(名大院・生命農学・動物管理)

P56 都市近郊林のニホンカモシカのためフンの分布とそれに及ぼす人為的影響
*宮澤俊一・青井俊樹・出口善隆(岩手大学・農)

P57 盛岡市近郊に生息するニホンカモシカの血清アルブミンおよびトランスフェリンのタンパク質多型分析
*西村貴志・松原和衛・出口善隆・高橋寿太郎・佐藤淳・青井俊樹(岩手大・農)・辻本恒徳(盛岡市動物公園)

P58 愛知県産野生カモシカで観察された歯周疾患の発症動態
*夏目明香(名大院・生命農学・動物管理)・子安和弘(愛知学院大・歯・解剖学第二、同・口腔先端科学研、同・歯科資料展示室)・花村肇(愛知学院大・歯・解剖学第二、同・口腔先端科学研)・中垣晴男(愛知学院大・口腔先端科学研、同・歯科資料展示室、同・口腔衛生)・織田銑一(名大院・生命農学・動物管理)

P59 mtDNA Cyt b遺伝子の塩基配列による韓国産ゴーラルとニホンカモシカの分子系統
*奥村栄朗(森林総研)・Mi-Sook Min・Jung-Hwa An・Kyung-Seok Kim(国立ソウル大学校)・Chang-Bae Kim(韓国生命工学研究院)・Nam-Sik Shin・Chang-Hoon Han(ソウル大公園)・Alexander I. Myslenkov(シホテ-アリニ生物圏保護区)・Hang Lee(国立ソウル大学校)

P60 アルファルフアへイキューブを制限給餌されたニホンジカの消化生理における季節変動
*浅野早苗(東京農工大学農学部)・池田昭七(宮城農業短期大学)・神田修平・板橋久雄(東京農工大学農学部)

P61 福島県尾瀬地域におけるニホンジカについて
内藤俊彦(福島県尾瀬保護指導委員会)・木村吉幸(福島県尾瀬保護指導委員会、福島大学教育学部生物学教室)・*岩崎雄輔(福島大学教育学部生物学教室)

P62 エゾシカの生息密度と樹皮食害:カラマツ林とトドマツ林の比較
明石信廣(北海道立林業試験場)

P63 同所的に生息するマメジカ2種の環境利用
*松林尚志(京大・生態研)・Jum Rafiah Abd. Sukor(マレーシア・サバ州生物局)・幸島司郎(東工大・生命理工)

P64 山口県シカ個体群の臓器重量の季節変化と体重・生態との関係
*伊藤直弥・細井栄嗣(山口大・農)・田戸裕之(山口県林業指導センター)・小澤忍(山口大・農)

P65 霧島えびの高原のニホンジカの活動様式、行動圏、グループ構成
井上渚・鈴木英治(鹿児島大大学院・理工・地球環境)・*土肥昭夫(九州大大学院・理・生物科学)・遠藤晃(科学技術振興事業団)

P66 丹沢山地山麓部におけるニホンジカの季節的移動について(予報)
*瀧井暁子((株)野生動物保護管理事務所)・永田幸志(神奈川県自然環境保全センター)・湯浅卓(東京農工大学大学院)

P67 阿寒湖周辺の給餌条件下におけるエゾシカの食性
*南野一博・福地稔・山口陽子(北海道立林業試験場)

P68 Barking on Veitch Fir by Sika Deer Relative to Season, Tree Age,and Food Nutrition in Northern Mt. Fuji
*Zhaowen Jiang,Masahiko Kitahara,and Keiko Ogawa (Laboratory of Animal Ecology, Yamanashi Institute of Environmental Sciences)

P69 ニホンジカの個体群動態予測結果の検証-これからなにが必要か?-
*坂田宏志(姫路工業大学)・濱崎伸一郎(野生動物保護管理事務所)・横山真弓(人と自然の博物館)・鈴木牧(姫路工業大学)

P70 神奈川県丹沢山地の鳥獣保護区におけるニホンジカの行動圏特性
永田幸志(神奈川県自然環境保全センター)

P71 ニホンジカ(Cervus nippon)の生存時間解析
*岡田あゆみ(東大・総合研究博物館)・大西信正(ピッキオ)・南正人(ピッキオ)・伊藤健彦(東大・農学生命科学研究科)・玉手英利(山形大・理学部)・高槻成紀(東大・総合研究博物館)

P72 ニホンジカの採食によるササ群落の後退に関する研究
*田中由紀・高柳敦(京大院・農)

P73 クサビオモモンガHylopetes phayreiの卵巣に関する比較組織学
*高野愛(日大・生物資源)・押田龍夫(台湾東海大・分子生態)・遠藤秀紀(国立科学博物館)・佐々木基樹(帯畜大・獣医・解剖)・Worawut Rerkamnuaychoke(タイ国カセサート大・獣医)・Nguyen Truong Son(ベトナム国立生態・生物資源研究所)・林良博(東大・獣医・解剖)・村田浩一・椎橋孝・野上貞雄・木村順平(日大・生物資源)

P74 農耕地の残存林におけるエゾモモンガ(Pteromy volans orii)の移動
*岸田久美子・柳川久(帯広畜産大・野生動物管理学研究室)

P75 北海道帯広市のモモンガ用道路横断構造物
*柳川久・浅利裕伸・岸田久美子(帯広畜産大学・野生動物管理学研究室)

P76 ムササビの保護飼育と餌の摂取量について
*若松照子(東京都立久留米高等学校)・伊藤冷華(同生物部3年)・岡崎弘幸(東京都立久留米高等学校)

P77 多摩川流域におけるムササビの環境選択
岡崎弘幸(東京都立久留米高等学校・生物科)

P78 京都市東部におけるムササビの分布状況
池内麻里(京都大学大学院農学研究科森林生物学研究室)

P79 果実の少ない季節における野生クモザルの主要採食物とグルーピング
*松田一希・西邨顕達(同志社大・工・数理環境)

P80 伊豆大島に生息する移入マカク種に関する遺伝学的調査
*佐伯真美・乗越皓司(上智大・生命科学研)・川本芳・川本咲江(京都大・霊長研・集団遺伝)
P会場 9月21日(日)午前から23日(火・祝)午前まで  ポスター発表

P81 ヤクニホンザル集団の過去におけるボトルネックについて
*山根明弘(北九州市立自然史・歴史博物館)・庄武孝義(京大霊長類研・集団遺伝)

P82 野生ニホンザルにおける糞中ホルモン動態と生殖生物学的特性
*藤田志歩(岐阜大・農・獣医)・杉浦秀樹(京都大・霊長研・社会生態)・光永総子・清水慶子(京都大・霊長研・分子生理)

P83 中山間地域の景観構造とニホンザル野生群の遊動
千々岩哲(景生保全研究所、同志社大・工・数理環境)

P84 白神山地山麓におけるニホンザルの土地利用について
*猪狩陽子・青井俊樹(岩手大学農学部農林環境科学科)

P85 白神山地に生息する集落から離れた地域のニホンザルの食性に関する研究
西埜将世・青井俊樹・*猪狩陽子(岩手大・農)

P86 防災無線を用いたサル警報システムの試みと農家の反応
鈴木克哉(北海道大・院文・地域システム)

P87 バット・ディテクターはどこまでコウモリの声を「拾える」か?
佐野 明(三重県科学技術振興センター)

P88 日本列島およびその周辺のMurina属における分子系統学的研究(予報)~屋久島・対馬のMurinaはどこからきたのか~
*河合久仁子(北大・低温科学研究所)・福井大(北大・苫小牧研究林)・松村澄子(山口大・理学部)・林良恭(台湾東海大・生物学系)・原田正史(大阪市立大・実験動物施設)

P89 小型コウモリ類保全対策の評価:造成された代替池は採餌場所として有効であったか?
*谷崎美由記・柳川久(帯広畜産大学・野生動物管理学研究室)

P90 北海道十勝地方中部の農耕地帯における河川環境とコウモリ類の関係
*赤坂卓美・柳川久(帯広畜産大学・野生動物管理学研究室)

P91 クロホオヒゲコウモリの生息環境は「たたら製鉄」によって失われたか?
*畑瀬淳(広島市安佐動物公園)

P92 秋田県森吉山ダムのコウモリ類保全施設と利用状況
向山満(コウモリの保護を考える会)

P93 長野県佐久市周辺におけるヤマコウモリの生活史(予報)
*辻明子・小柳恭二(東洋蝙蝠研究所)

P94 カグラコウモリの出産・成長(post natal development)と気象条件の関係について
松村澄子(山口大・理・生物科学)

P95 秋吉台産ホンドノレンコウモリ(Myotis nattereri bombinus)の音声の発達
山崎麻里(秋吉台科学博物館)

P96 マングース侵入後のアマミノクロウサギの減少
*山田文雄・杉村乾(森林総合研究所)・阿部愼太郎(奄美野生生物保護センター)