日本哺乳類学会2017年度大会

大会プログラム(暫定版)

この講演プログラムは8月4日現在のものです。都合により変更する場合もございます。
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ポスター発表の発表時間は「コアタイム」を表示しています。ポスター掲示可能時間は9月9日9:00から9月11日13:00までです。

9月8日(金)

自由集会発表

9月8日(金) 15:00~17:00 C11番教室


F-01

博物館とフォトグラメトリー

〇森 健人1, 新村 龍也2, 吉田 雅則3, 佐々木 彰央41国立科学博物館, 2足寄動物化石博物館, 3神戸芸術工科大学, 4NPO静岡県自然史博物館ネットワーク)


9月8日(金) 15:00~17:00 C12番教室


F-02

遺伝子を調べたら何がわかる? ~ 始めてみよう、DNA ~

〇松本 悠貴1,2, 大西 尚樹31総合研究大学院大学, 2国立遺伝学研究所, 3森林総合研究所)


9月8日(金) 15:00~17:00 E21番教室


F-03

肉眼観察を基盤にした比較解剖学研究のおもしろさ  —哺乳類の運動器系の進化を考える—

〇小泉 政啓(東京有明医療大学)


企画シンポジウムⅠ

9月8日(金) 15:30~18:30 C13番教室

企画者:金治 佑(水研機構国際水研)、加藤秀弘(東京海洋大)、発表者:金治 佑(水研機構国際水研)、袴田高志(日本鯨類研究所)、服部 薫(水研機構北水研)、小林万里(東農大)、北門利英(東京海洋大)


S1-1

S2-1.1985–2015年の船舶目視調査データを用いた小型鯨類6種の個体数推定

〇金治 佑, 宮下 富夫, 南川 真吾, 吉田 秀可(水産研究・教育機構 国際水産資源研究所)

S1-2

S2-2.北太平洋鯨類生態系調査(IWC-POWER)データを用いたイワシクジラ個体数推定

〇袴田 高志1, 松岡 耕二1, 村瀬 弘人2, 北門 利英31日本鯨類研究所, 2水研機構国際水研, 3東京海洋大)

S1-3

S2-3.航空機目視調査データを用いた北海道周辺海域におけるトドの個体数推定

〇服部 薫1, 磯野 岳臣1, 山村 織生2, 北門 利英31水研機構北水研, 2北海道大学, 3東京海洋大学)

S1-4

S2-4.上陸個体数観察と上陸率推定に基づくゼニガタアザラシの個体数推定

〇小林 万里, 増渕 隆仁(東京農業大学)

S1-5

S2-5.総括コメント:海棲哺乳類の個体数推定~課題と保全・管理への利用~

〇北門 利英(東京海洋大学)


自由集会発表

9月8日(金) 17:30~19:30 C11番教室


F-04

自動撮影カメラを用いた「面白い」基礎研究

〇中島 啓裕1, 本郷 峻2, 長野 秀美3, 仲澤 伸子4, 矢島 豪太11日本大学生物資源科学部, 2京都大学霊長類研究所, 3京都大学農学研究科, 4京都大学理学研究科)


9月8日(金) 17:30~19:30 C12番教室


F-05

生物多様性から抽出された情報により多様性形成の遺伝的・発生学的・適応的基盤をさぐる

〇浅原 正和1, 鈴木 仁2, 岸田 拓士3, 新村 芳人41愛知学院大学, 2北海道大学, 3京都大学, 4東京大学)


9月8日(金) 17:30~19:30 E21番教室


F-06

日本哺乳類学会のルーツを求めて(1)

〇KAZUHIRO KOYASU1,2, Shintaro Abe3, Keiko Sone2, Sen-ichi Oda41Department of Anatomy, School of Dentistry, Aichi Gakuin University, 2Dental Science Museum, School of Dentistry, Aichi Gakuin University, 3Chugoku-Shikoku Branch, Ministry of Environment, 4Nagoya Society of Mammalogists)


9月9日(土)

一般口頭発表

9月9日(土) 9:00~12:00 C11番教室

食虫、皮翼、霊長、兎型類


OA-01 9:00~9:15

オオアシトガリネズミにおける雄性生殖器の特徴と性行動

〇亀山 祐一, 村田 優衣, 下井 岳(東京農業大学生物産業学部)

OA-02 9:15~9:30

モグラがミミズを折り曲げて食べる行動とその要因

〇氷見 公一1, 鈴木 茂信1, 清水 智央1, 吉村 和倫2,3, 横畑 泰志41富山大学院理工学教育部, 2現・北海道大学院理学研究院, 3富山大学理学部, 4富山大学理工学部)

OA-03 9:30~9:45

ミズラモグラの分類について

〇川田 伸一郎(国立科学博物館動物研究部)

OA-04 9:45~10:00

太さの異なる金網トンネルのモグラ2種による使用頻度の比較

〇吉村 和倫1,2, 清水 智央1, 鈴木 茂信1, 氷見 公一1, 横畑 泰志11富山大学・院・理工, 2現:北海道大学・院・理学)

OA-05 10:00~10:15

マレーヒヨケザルの大量死とその発生要因

〇辻 大和1, Widayati Arum Kanthi2, Suryobroto Bambang21京都大学霊長類研究所, 2ボゴール農科大学)

OA-06 10:15~10:30

Decoding the message behind touch-baby-genital behavior in stump-tailed macaques (Macaca arctoides)

〇Chedhawat Chokechaipaisarn1, Suchinda Malaivijitnond1,21Department of Biology, Faculty of Science, Chulalongkorn University, 2National Primate Research Center of Thailand, Chulalongkorn University)

OA-07 10:30~10:45

Brownian Bridge kernel method解析を用いた野生ニホンザル群の被害対策効果の検証

〇今井 健司1, 吉田 洋21徳島県農林水産総合技術支援センター, 2徳島県県庁)

OA-08 10:45~11:00

継続的な被害管理と頭数管理によるサル群の行動と農業被害の変化

〇山端 直人(兵庫県立大学)

OA-09 11:00~11:15

吾妻連峰に生息する白毛ニホンザルのメラニン合成能について

〇小野 綾桂1,2, 玉手 英利2, 小酒井 貴晴1,21山形大学地域教育文化学部, 2山形大学大学院理工学研究科)

OA-10 11:15~11:30

外来種交雑の遺伝的モニタリング:マルチプレックスSNP分析法の開発と房総半島でのアカゲザル交雑評価への応用

〇川本 芳1, 川本 咲江1, 濱田 穣1, 山川 央2, 直井 洋司3, 萩原 光3, 白鳥 大祐3, 白井 啓4, 杉浦 義文4, 郷 康広5, 辰本 将司5, 栫 裕永6, 羽山 伸一7, 丸橋 珠樹81京都大学, 2かずさDNA研究所(公), 3房総自然博物館, 4野生動物保護管理事務所(株), 5自然科学研究機構, 6競走馬理化学研(公), 7日本獣医生命科学大学, 8武蔵大学)

OA-11 11:30~11:45

ハプロタイプの出現頻度の変化を扱う統計モデル

〇KAORI MURASE(名古屋市立大学)

OA-12 11:45~12:00

アマミノクロウサギにおける糞DNAを用いた生息数

〇益子 理, 中村 匡聡, 中村 圭太, 吉里 尚子, 菅野 敬雅, 田悟 和巳(いであ(株))


9月9日(土) 9:00~12:00 C12番教室

翼手類、鯨類、食肉類Ⅰ


OB-01 9:00~9:15

九州におけるテングコウモリMurina hilgendorfi の妊娠個体群塊の初記録と若干の生態的知見

〇船越 公威1, 渡邊 啓文21鹿児島国際大学国際文化学部生物学研究室, 2西日本技術開発株式会社)

OB-02 9:15~9:30

石見銀山遺跡大久保間歩における過去10年間のコウモリ個体数の推移

〇安藤 誠也, 大畑 純二(島根県立三瓶自然館)

OB-03 9:30~9:45

日本周辺海域に生息するシャチの頭骨形態測定データを用いた機械学習法による雌雄判別分析

〇高橋 萌, 加藤 秀弘, 北門 利英(東京海洋大学)

OB-04 9:45~10:00

食肉類における咀嚼筋の比較機能形態学的検討

〇伊藤 海1,2, 遠藤 秀紀1,21東京大学総合研究博物館, 2東京大学大学院農学生命科学研究科)

OB-05 10:00~10:15

人工知能の深層学習プラットフォームLabellioを用いたゴマフアザラシ(Phoca largha)の個体識別への適用

〇渋谷 未央1,2, 小林 万里3,2, 高井 英徳41国際水産資源研究所, 2NPO北の海の動物センター, 3東京農業大学/生物産業学部, 4稚内市立ノシャップ寒流水族館)

OB-06 10:15~10:30

九州におけるカワウソの記録に関する一考察

〇中西 希, 伊澤 雅子(琉球大学理学部)

OB-07 10:30~10:45

分布境界線-北海道「馬追丘陵」におけるクロテン集団の生息調査と遺伝子解析

〇木下 豪太1, 佐藤 拓真2, 村上 翔大3, 平川 浩文4, 鈴木 仁3, 井鷺 裕司11京都大学農学研究科, 2北海道大学大学院理学院, 3北海道大学大学院環境科学院, 4森林総合研究所北海道支所)

OB-08 10:45~11:00

ユーラシアアナグマMeles属におけるMHC class II DRB遺伝子の分子進化

〇Shamshidin, Abduriyim1, Yoshinori NISHITA1,2, Pavel A. KOSINTSEV3, Evgeniy RAICHEV4, Rsito VÄINÖLÄ5, Alexey P. KRYUKOV6, Alexei V. ABRAMOV7, Yayoi KANEKO8, Ryuichi MASUDA1,21Department of Natural History Sciences, Graduate School of Science, Hokkaido University, 2Department of Biological Sciences, Faculty of Science, Hokkaido University, 3Institute of Plant and Animal Ecology, Ural Branch, Russian Academy of Sciences, 4Agricultural Faculty, Trakia University, 5Finnish Museum of Natural History, University of Helsinki, 6Federal Scientific Center of the East Asia Terrestrial Biodiversity, Far Eastern Branch of the Russian Academy of Sciences, 7Zoological Institute, Russian Academy of Sciences, 8Carnivore Ecology and Conservation Research Group, Tokyo University of Agriculture and Technology)

OB-09 11:00~11:15

ニホンアナグマが出産育児に利用した巣穴の内部構造

〇田中 浩1, ゆうき えつこ2, 福田 幸広21山口県立山口博物館, 2トップ・アウト・イメイジーズ)

OB-10 11:15~11:30

牧場に生息するニホンアナグマ(Meles anakuma)の食性と土地利用~エサ資源量の時空間的変化との関係に着目して~

〇土方 宏治, 塚田 英晴, 南 正人, 川口 夕夏(麻布大・野生動物学研究室)

OB-11 11:30~11:45

中型哺乳類による廃果の採食効率の試算~どれだけ良い餌!?~

〇小坂井 千夏, 秦 彩夏, 佐伯 緑, 竹内 正彦(農研機構 中央農業研究センター)

OB-12 11:45~12:00

渡瀬庄三郎の沖縄島マングース移入経緯の科学史的検討(その2)

〇金子 之史(香川県坂出市在住)


企画シンポジウムⅡ

9月9日(土) 9:00~12:00 黒田講堂会議室


S2

次代の若手研究者・学生が目指すべき道~哺乳類学の先輩と語ろう~

池田敬(岐阜大学)、内田健太(北海道大学D3)、松本悠貴(総合研究大学院大学D3)、小林峻(琉球大学)、渋谷未央(水産機構・国水研)、水口大輔(水産機構・北水研)、東城義則(国立民族学博物館)


企画シンポジウムⅢ

9月9日(土) 9:00~12:00 黒田講堂ホール

企画者:城ヶ原貴通(宮崎大学)、橋本琢磨(自然環境研究センター)、五箇公一(国立環境研究所)、戸田光彦(自然環境研究センター)、大場孝裕(静岡県農林技術研究所 森林・林業研究センター)


S3-1

S1-1.有害生物の管理・防除における化学的防除の役割と可能性

〇五箇 公一(国立環境研究所)

S3-2

S1-2.グリーンアノールに対する化学的防除手法の開発

〇戸田 光彦((一財)自然環境研究センター)

S3-3

S1-3.化学的防除のニホンジカへの適用-硝酸塩による捕獲の実用化に向けた課題-

〇大場 孝裕(静岡県農林技術研究所 森林・林業研究センター)

S3-4

S1-4.外来ネズミ類における化学的防除の実施状況とその成果

〇橋本 琢磨(一般財団法人自然環境研究センター)

S3-5

S1-5.マングースにおける化学的防除手法の開発とその試験的導入

〇城ヶ原 貴通1, 中田 勝士2, Robert T. Sugihara3, 赤井 慎太4, 寺田 考紀5, 亘 悠哉6, 橋本 琢磨7, 岩本 千鶴8, 山田 文雄61宮崎大学, 2環境省やんばる野生生物保護センター, 3USDA/NWRC Hawaii Field Station, 4奄美マングースバスターズ, 5沖縄県衛生環境研究所, 6森林総合研究所, 7自然環境研究センター, 8環境省那覇自然環境事務所)


一般ポスター発表

9月9日(土) 12:00~13:00 A21~A23番教室


P-001

Foliar Nutritional Quality Explains Patchy Browsing Damage Caused by an Invasive Mammal

〇Hannah Ruth Windley1, Mandy C. Barron2, E. Penelope Holland2,3, Danswell Starrs4, Wendy A. Ruscoe2,5, William J. Foley41Tohoku Research Center, Forestry and Forest Products Research Institute, 2Landcare Research, New Zealand, 3Current address: Department of Biology, University of York, UK, 4Research School of Biology, The Australian National University, Australia, 5Current address: University of Canberra, Australia)

P-003

真無盲腸目の筋線維タイプ構成

〇松尾 大輝1, 市川 宏司1, 宮田 浩文2, 和田 直己31山口大学大学院連合獣医学研究科, 2山口大学大学院医学系研究科, 3山口大学共同獣医学部)

P-005

コウベモグラによる土壌攪乱に関する研究

〇樫村 敦1, 上村 龍星1, 篠原 明男2, 伊藤 秀一1, プラダン ラジブ1, 岡本 智伸11東海大学農学部応用動物科学科, 2宮崎大学フロンティア科学実験総合センター)

P-007

信州大学農学部西駒演習林における小型哺乳類の生息状況

〇菊池 隼人1, 瀧井 暁子2, 泉山 茂之21信州大学 総合理工学研究科, 2信州大学 山岳科学研究所)

P-009

果実食性のオオコウモリの生息地として知られる南大東島の洞窟から見つかった食虫性のコウモリの糞

〇木村 由莉1, 福井 大2, 川田 伸一郎1, 吉行 瑞子31国立科学博物館, 2東京大学大学院, 3宮崎県北諸県郡)

P-011

沖縄県石垣島における洞穴棲コウモリ類三種を保全対象とした人工ねぐらの利用~新たなねぐらの開拓者は誰だ?~

〇小柳 恭二1, 田村 常雄1, 辻 明子2, 奥村 一枝1, 橋本 肇1, 長岡 浩子3, 前田 喜四雄11NPO 東洋蝙蝠研究所, 2長野県佐久市, 3国立科学博物館)

P-013

高知県におけるニホンザルの形態的特徴

〇葦田 恵美子(NPO法人 四国自然史科学研究センター)

P-015

淡路島モンキーセンターにおけるニホンザルの利き手とTestosteroneの関係

〇湯浅 颯星1, 清水 慶子1, 延原 利和21岡山理科大学理学部動物学科, 2淡路島モンキーセンター)

P-017

富山県東部黒部峡谷のニホンザルによる洞窟利用

〇柏木 健司1, 高井 正成21富山大学大学院 理工学研究部 理学, 2京都大学霊長類研究所)

P-019

野生マンドリルの食性と土地利用の季節変化

〇本郷 峻1,5, 中島 啓裕2,5, Etienne François Akomo-Okoue3,5, Fred Loïque Mindonga-Nguelet4,51京都大学霊長類研究所, 2日本大学生物資源科学部, 3ガボン熱帯生態研究所, 4マスク大学理学部, 5PROCOBHA+)

P-021

ニホンザルの群れサイズに影響する植生の抽出~豊川市を例に~

〇海老原 寛((株)野生動物保護管理事務所)

P-023

山口県に生息するヤマネの冬眠・繁殖について

〇南野 佳菜子1, 東 加奈子2, 田中 浩3, 細井 栄嗣11山口大学大学院創成科学研究科, 2広島市安佐動物公園, 3山口県立山口博物館)

P-025

ネズミ科ネズミ亜科の咬筋深層構造とその進化的利点 〜キヌゲネズミ亜科との比較に基づく考察〜

〇佐藤 和彦, 矢野 航, 渡邉 竜太, 薗村 貴弘, 江尻 貞一(朝日大学・歯学部・口腔解剖学分野)

P-027

マウスにおける周産期の低タンパク質状態が妊娠・出産・子育てに及ぼす影響

〇藤嶋 たか子1, 兵庫 夏実2, 横山 雪実2, 村西 由紀11帯広畜産大学 畜産学研究科 畜産生命科学専攻, 2帯広畜産大学 畜産学部 畜産科学課程)

P-029

植物園標本ネパール産Mus cervicolorの頭骨形態比較による再評価

〇岸本 真琴1, 鈴木 仁1, 加藤 克21北海道大学環境科学院, 2北海道大学北方生物圏フィールド科学センター)

P-031

北海道産アカネズミ(Apodemus speciosus)のミトコンドリアDNAの遺伝的空間構造とその形成史

〇井上 結太1, 花崎 香織里1, 鈴木 祐太郎1, 木下 豪太2, 土屋 公幸3, 鈴木 仁11北海道大学環境科学院, 2京都大学農学研究科, 3(株)応用生物)

P-033

福島県のアカネズミと生息環境における放射性セシウム濃度の事故後6年間の変化

〇山田 文雄1, 島田 卓哉2, 亘 悠哉1, 中下 留美子1, 菊地 文一3, 奥田 圭4, 堀野 眞一11森林総合研究所, 2森林総合研究所・東北支所, 3元多摩動物公園, 4東京農工大学)

P-035

同所的に生息するエゾモモンガとヒメネズミの巣箱利用性は森林植生の違いによって異なるか?

〇土佐 泰志, 押田 龍夫(帯広畜産大学)

P-037

北海道山間部天然林におけるエゾモモンガPteromys volans oriiの出生地への停留性に関する研究(予報)

〇山口 翠, 押田 龍夫(帯広畜産大学)

P-039

タイ東北部の落葉フタバガキ林に生息する3種のリスの個体数密度に対する山火事の影響

〇小林 峻1, Placksanoi Jumlong2, Artchawakom Taksin2, Chittima Aryuthaka3, 伊澤 雅子11琉球大学, 2Sakaerat Environmental Research Station, 3Kasetsart University)

P-041

頭蓋骨格の縫合から推測するクリハラリスCallosciurus erythraeusの幼体と成獣

〇新田 雄一, 栗原 望, 青山 真人, 杉田 昭栄(宇都宮大学)

P-043

ヌートリアの食餌選好性予備試験 ー純粋の草食動物がなぜ肉食をするのかの解明を目ざしてー

〇松本 泉2, 河村 功一1, 宮崎 多恵子1, 小林 秀司21三重大学生物資源学部生物資源研究科, 2岡山理科大学理学部動物学科)

P-045

奄美大島産および徳之島産アマミノクロウサギ(Pentalagus furnessi)の系統地理学的解析

〇須田 杏子1, 木下 豪太2, 福本 真一郎3, 大西 尚樹4, 山田 文雄4, 鈴木 仁11北大・環境科学, 2京大・農, 3酪農学園大・獣医, 4森林総研)

P-047

農地におけるアマミノクロウサギの繁殖に関する事例報告

〇鈴木 真理子1, 大海 昌平21鹿児島大学, 2奄美両生類研究会)

P-049

ブルガリア中央部の農村景観におけるキンイロジャッカルと中・小型食肉目3種との空間的・時間的ニッチ分割

〇角田 裕志1, 伊藤 海里2, Raichev G. Evgeniy3, Peeva Stanislava3, 金子 弥生21埼玉県環境科学国際センター, 2東京農工大学, 3トラキア大学)

P-051

Home Range Differences by the Habitat Type of Raccoon Dogs Nyctereutes procyonoides

〇Tehan Kang, Si-Wan Lee(KoEco)

P-053

人里離れた環境ではタヌキは何を食べているのか?~森林地帯におけるタヌキの食性~

〇關 義和(玉川大学)

P-055

テン(Martes melampus)の垂直飛び能力

〇上田 弘則, 堂山 宗一郎, 江口 祐輔(農研機構 西日本農業研究センター)

P-057

斜里岳におけるエゾクロテンの標高帯別の生息分布と食性

〇村上 陽紀1,2, 村上 隆広3, 白木 彩子11東京農業大学 生物産業学部 生物生産学科, 2現)帯広畜産大学大学院 畜産学研究科 畜産生命科学専攻, 3斜里町立知床博物館)

P-059

アジアアナグマとヨーロッパアナグマの交雑に関する遺伝学的解析

〇木下 えみ1, Alexei V. Abramov2, Alexander P. Saveljev3, Vyacheslav Solovyev3, Pavel A. Kosintsev4, 金子 弥生5, 西田 義憲1, 増田 隆一11北海道大学, 2ロシア科学アカデミー動物学研究所, 3ロシア農業科学アカデミー狩猟管理毛皮研究所, 4ロシア科学アカデミー動植物生態学研究所, 5東京農工大学)


9月9日(土) 12:00~13:00 A31~A34番教室


P-061

北海道にカワウソLutra lutra の生息できる環境はあるか?

〇村上 隆広1, 古川 泰人21斜里町立知床博物館, 2酪農学園大学環境GIS研究室)

P-063

樹洞営巣性を利用したアライグマ巣箱型ワナの低密度生息状況における効果と効率

〇池田 透1, 島田 健一郎1,2, 田中 一典3, 鈴木 嵩彬1, 小林 あかり1, 槻田 和史1, 須田 孝徳4, 根本 英希51北海道大学, 2大分市環境対策課, 3ザリガニと水辺を考える会, 4苫小牧工業高等専門学校, 5(株)Will-E)

P-065

近畿都市圏におけるシベリアイタチ、ニホンテン、アライグマ、ならびにハクビシンの棲息状況

〇渡辺 茂樹, 福永 健司(ASWAT)

P-067

ツキノワグマによる樹皮剥ぎ被害量と採食行動との関係

〇森 智基1,2, 杉浦 里奈2, 加藤 真2, 林 良太3, 三浦 謙介2, 加藤 春喜4, 泉山 茂之5, 新妻 靖章31信州大学総合工学系研究科, 2名城大学大学院農学研究科, 3名城大学農学部, 4NPO法人白川郷自然共生フォーラム, 5信州大学農学部)

P-069

秋田県鹿角市におけるツキノワグマ捕獲個体の安定同位体比解析

〇中下 留美子1, 山﨑 晃司2, 泉山 吉明3, 釣賀 一二三41森林総合研究所, 2東京農業大学, 3秋田県, 4北海道総研・環境科学研究センター)

P-071

ツキノワグマの餌資源であるブナ科の空間的・時間的変動パターン

〇本橋 篤1, 小沼 仁美1, 山本 俊昭1, 玉谷 宏夫2, 田中 純平2, 大嶋 元21日本獣医生命科学大学, 2NPO法人ピッキオ)

P-073

食物資源量の変動および内的要因がツキノワグマの移動パターンに与える影響

〇小池 伸介1, 安藤 喬平1, 小坂井 千夏2, 山﨑 晃司3, 吉川 徹朗41東京農工大, 2中央農研, 3東京農大, 4京都大)

P-075

ニホンジカの個体数変動がツキノワグマの食性の個体間の多様度に与える影響の検討

〇長沼 知子1, 小池 伸介1, 中下 留美子2, 小坂井 千夏3, 山﨑 晃司41東京農工大学, 2森林研究・整備機構 森林総合研究所, 3農研機構 中央農業研究センター, 4東京農業大学)

P-077

富山県におけるツキノワグマの出没状況と人身被害について

〇間宮 寿頼, 赤座 久明(富山県自然博物園ねいの里)

P-079

富山県におけるツキノワグマの採食植物の記録-7つの手法から

〇後藤 優介(茨城県自然博物館)

P-081

ロシア沿海州でのクマ類種間関係研究への挑戦

〇山崎 晃司1, 泉山 茂之2, 釣賀 一二三3, 小池 伸介4, 後藤 優介5, Seryodkin, Ivan6, Gorshkov, Dmitry7, Miquelle, Dale81東京農業大学, 2信州大学, 3道総研環境科学研究センター, 4東京農工大学, 5茨城県自然博物館, 6ロシア科学院極東地理学研究所, 7シホテ・アリン自然保護区事務所, 8WCS Russia)

P-083

北海道渡島半島地域におけるヒグマによるコーン食害と捕獲の動向

〇間野 勉(北海道立総合研究機構環境科学研究センター)

P-085

カメラ・トラップで撮影されたヒグマの顔で性判別できかるか? -性的二型に基づく耳の位置の違いに注目して-

鈴木 輝1,2, 〇佐藤 喜和11酪農学園大学, 2北海道オホーツク総合振興局)

P-087

知床半島におけるヒグマの捕食がエゾシカに与える影響の検討

〇山中 正実(知床博物館)

P-089

人為的な環境におけるツシマヤマネコの育仔行動

〇蔭浦 志寿香, 佐藤 大樹(環境省対馬野生生物保護センター)

P-091

ドローンを活用したトド遊泳群のカウント、標識個体の識別、および標識再捕法による根室海峡来遊群の個体数推定

〇石名坂 豪1, 土屋 誠一郎1, 佐藤 瑞奈2, 吉田 剛司2, 増田 泰11公益財団法人知床財団, 2酪農学園大学)

P-093

日本に生息するイノシシ2亜種間のミトコンドリアDNAとY染色体遺伝子多型を用いた分岐年代推定

〇吉川 佐樺1, 佐藤 洋大朗1, 溝口 康21明治大学大学院, 2明治大学)

P-095

冬期におけるイノシシの採餌環境

〇鯉沼 遥(新潟大学大学院)

P-097

イノシシと堅果類の関係~タンニンに対しPRPsで対応しているのか~

〇大森 鑑能1, 細井 栄嗣21プレック研究所, 2山口大学大学院創成科学科)

P-099

ニホンジカによるスギへの剥皮行動におよぼす地形の影響 ー宮城県牡鹿半島を例にー

〇大堀 真輝(宮城教育大学・院)

P-101

尾瀬・日光地域におけるニホンジカの季節移動

〇山田 雄作1, 姜 兆文2, 杉浦 義文2, 難波 有希子21(株)ROOTS, 2(株)野生動物保護管理事務所)

P-103

国内でのニホンジカ行動追跡に関するGPS-イリジウム首輪の利用可能性

〇江口 則和1,2,3, 釜田 淳志2, 石田 朗2, 栗田 悟2, 中西 敬宏4, 佐藤 亮介41愛知県新城設楽農林水産事務所, 2愛知県森林・林業技術センター, 3北大院農, 4マップクエスト)

P-105

人為的な生息地撹乱がシカによる植生被害強度に及ぼす影響

〇幸田 良介, 辻野 智之(大阪環農水研)

P-107

高密度化に伴うニホンジカの妊娠率の経年変化~長期モニタリングから~

〇横山 真弓1, 松金(辻) 知香21兵庫県立大学, 2森林動物研究センター)

P-109

北海道西興部村猟区におけるエゾシカ個体群の現状

〇松浦 友紀子1, 伊吾田 宏正2, 伊吾田 順平31森林総研北海道, 2酪農学園大学, 3NPO西興部村猟区)

P-111

LPWA無線通信システムを用いた捕獲支援システムの可能性

〇森部 絢嗣1, 藤本 晶史2, 時田 義明21岐阜大学応用生物科学部, 2株式会社ファーマーズ・アイ)

P-113

獣害対策の適切な運用:資材普及と技術普及のギャップ

〇石川 圭介, 堂山 宗一郎, 上田 弘則, 江口 祐輔(農研機構・西日本農業研究センター)

P-115

捕獲鳥獣の適正かつ効率的な処理システムの構築に向けた実態調査

〇福田 はるか1, 木下 一成1, 鈴木 隆央2, 石垣 智基2, 山田 正人2, 大迫 政浩21株式会社一成, 2国立環境研究所)

P-117

位山演習林におけるニホンジカおよびカモシカの生息地利用状況

〇中森 さつき1, 白石 美緒2, 安藤 正規31岐阜大学大学院自然科学技術研究科, 2国土交通省北陸地方整備局, 3岐阜大学応用生物科学部)

P-119

本州における3地域のシカの頭蓋と下顎における形態学的特徴

〇三井 志文1, 大石 元治1, 樋口 尚子2, 大西 信正4, 岡田 あゆみ5, 高槻 成紀3, 福江 佑子2, 塚田 英晴1, 南 正人1,21麻布大学, 2NPO法人あーすわーむ, 3麻布大学いのちの博物館, 4南アルプス生態邑, 5北里大学)

P-121

ニホンカモシカ(Capricornis crispus)の歯のマイクロウェアと食性の関係

〇饗場 木香1, 久保 麦野2, 山田 英佑3, 三浦 貴弘4, 岸元 良輔5, 黒江 美紗子6, 川田 伸一郎7, 三浦 慎悟11早稲田大学, 2東京大学大学院新領域創成科学研究科, 3総合研究大学院大学先導科学研究科, 4一般財団法人 自然環境研究センター, 5信州ツキノワグマ研究会, 6長野県環境保全研究所, 7国立科学博物館)

P-123

飼育下のニホンカモシカ(Capricornis crispus)の匂いづけ行動 ―性別、季節、異性の存在に着目して

〇渡部 晴子1, 上野 吉一2, 高田 隼人1, 塚田 英晴1, 南 正人11麻布大学 野生動物学研究室, 2名古屋市東山動植物園)

P-125

ホンシュウジカとシカ属外来種の野外交雑-大阪府での事例

松本 悠貴1, 〇高木 俊人2, 幸田 良介3, 玉手 英利21総研大・遺伝研, 2山形大・理, 3大阪環農水研)

P-127

モウコガゼルの春の多様な移動パターンと植生量の時空間変動の関係

〇今井 駿輔1, 伊藤 健彦1, 恒川 篤史1, 篠田 雅人2, Badamjav Lhagvasuren31鳥取大学, 2名古屋大学, 3モンゴル科学アカデミー)

P-129

スナメリの背側稜上に見られる結節の組織学的研究

〇栗原 望1, 天野 雅男2, 田島 木綿子3, 山田 格3, 青山 真人1, 杉田 昭栄11宇都宮大学, 2長崎大学, 3国立科学博物館)

P-131

飼育下イロワケイルカの休息行動に関する研究

〇荒木 真帆1, 吉田 弥生2, 藤森 純一3, 寳 裕介3, 神宮 潤一4, 田中 悠介4, 寺沢 真琴4, 松林 尚志11東京農大・野生動物, 2東海大・海洋学部, 3仙台うみの杜水族館, 4仙台うみの杜水族館(株)マリンピア)

P-133

第1期および第2期南極海鯨類捕獲調査の目視調査データを用いたライントランセクト法による南半球産シロナガスクジラの個体数推定

〇濵邉 昂平1, 松岡 耕二2, 北門 利英11東京海洋大学, 2日本鯨類研究所)

P-135

都市森林における中型哺乳類と小型哺乳類

〇中邨 祥吾, 小池 文人(横浜国立大学環境情報学府)

P-137

海浜砂丘において哺乳類の活動に影響を及ぼす要因は植生タイプによって異なるか

〇小山 里奈, 宮崎 淳志(京都大学情報学研究科)

P-139

交尾後性淘汰の指標としてのマルチプルパタニティ頻度-複数オス交尾頻度、受精確率の偏りとの関係を探る-

〇若林 紘子, 齊藤 隆(北海道大学)


9月9日(土) 12:00~13:00


P-141

特定計画と科学的知見の乖離 -市街地を利用する野生動物問題-

〇本田 剛1, 飯島 勇人2, 坪井 潤一31山梨県総合農業技術センター, 2森林総合研究所, 3中央水産研究所)

P-143

日本の外来哺乳類におけるPathwayに関する研究

〇國永 尚稔1, 鈴木 嵩彬21岐阜大学 大学院 連合獣医学研究科, 2北海道大学 大学院 文学研究科)


自由集会発表

9月9日(土) 17:00~19:00 黒田講堂会議室


F-07

ニホンジカの管理を支える捕獲の体制と分担とは?

〇大場 孝裕1, 小泉 透2, 上野 真由美3, 永田 幸志4, 岸本 康誉5, 宇野 裕之31静岡県農林技術研究所 森林・林業研究センター, 2森林総合研究所 多摩森林科学園, 3北海道立総合研究機構 環境科学研究センター, 4丹沢けものみちネットワーク, 5野生動物保護管理事務所)


9月9日(土) 17:00~19:00 C11番教室


F-08

都市における食肉目動物研究2

〇斎藤 昌幸1, 金子 弥生21山形大学, 2東京農工大学)


9月9日(土) 17:00~19:00 C12番教室


F-09

カモシカの生態研究の課題とその可能性に向けて

〇高田 隼人1,2, 渡部 晴子1, 饗場 木香3, 比留間 光子4, 岸元 良輔51麻布大学 野生動物学研究室, 2山梨県富士山科学研究所, 3早稲田大学, 4東京農工大学 森林生物保全学研究室, 5信州ツキノワグマ研究会)


9月9日(土) 17:00~19:00 C13番教室


F-10

西中国地域におけるカメラトラップの評価と新たなツキノワグマの保護管理

〇澤田 誠吾1, 田戸 裕之2, 藤井 猛3, 澤邊 佳彦4, 梶 誠吾5, 小宮 将大1, 金森 弘樹11島根県中山間地域研究センター, 2山口県農林総合技術センター, 3広島県庁, 4一般財団法人自然環境研究センター, 5島根県東部農林振興センター雲南事務所)


9月9日(土) 19:00~21:00 黒田講堂会議室


F-11

トゲネズミ研究の最近(4)〜保全と生命科学研究を繋ぐ〜

〇城ヶ原 貴通1, 越本 知大1, 安田 雅俊2, 小高 信彦2, 黒岩 麻里31宮崎大学, 2森林総合研究所九州支所, 3北海道大学)


9月9日(土) 19:00~21:00 C11番教室


F-12

「哺乳類の野外研究に関する倫理的課題と今後の展望」 ~研究機関はどのような倫理規定と審査委員会を設ければよいのか?~

〇森光 由樹1, 梶 光一21兵庫県立大学 自然・環境科学研究所/森林動物研究センター, 2農工大学)


9月9日(土) 19:00~21:00 C12番教室


F-13

カモシカの現場に迫る

〇山田 雄作1, 關 義和21株式会社ROOTS, 2玉川大学)


9月9日(土) 19:00~21:00 C13番教室


F-14

人か技術か? 鳥獣被害対策の主役

〇平田 滋樹1, 山端 直人2,3, 本田 剛4, 小寺 祐二5, 竹田 努5, 竹内 正彦6, 八代田 千鶴71長崎県, 2兵庫県立大学, 3兵庫県森林動物研究センター, 4山梨県, 5宇都宮大学, 6農研機構, 7森林総合研究所関西支所)


9月10日(日)

自由集会発表

9月10日(日) 9:00~11:00 C11番教室


F-15

「動物園」と研究する ‐2.理想的な連携を考える‐

〇畑瀬 淳1, 小林 秀司2, 郡司 芽久3, 喜安 薫4,5,6, 村井 仁志7,81広島市安佐動物公園, 2岡山理科大学理学部動物学科, 3国立科学博物館, 4東京工業大学大学院生命理工学研究科, 5大型草食動物研究会, 6サイ研究者, 7富山市ファミリーパーク公社, 8元公益社団法人日本動物園水族館協会生物多様性委員会 保全戦略部副部長)


9月10日(日) 9:00~11:00 C12番教室


F-16

放射能汚染による野生動物への直接的/間接的影響

〇奥田 圭1, 大沼 学2, 大井 徹3, 山田 文雄4, 石庭 寛子5, 漆原 佑介6, 藤本 竜輔7, 兼子 伸吾81東京農工大学, 2国立環境研究所, 3石川県立大学, 4森林総合研究所, 5福島大学・IER, 6放射線医学総合研究所, 7農研機構・東北農研, 8福島大学・共生システム理工)


一般口頭発表

9月10日(日) 9:00~12:30 黒田講堂ホール

齧歯類


OA-13 9:00~9:15

ムクゲネズミの個体群動態:エゾヤチネズミとの約10年にわたる優占種の交代

〇中田 圭亮1, 雲野 明21北海道立総合研究機構, 2北海道立総合研究機構林業試験場)

OA-14 9:15~9:30

テイラーの法則の動因とパラメターの決定要因:エゾヤチネズミの個体群の分析から

〇齊藤 隆(北大フィールド科学センター)

OA-15 9:30~9:45

A morphological analysis of the skull variation in the large Japanese field mouse, Apodemus speciosus from Kyoto, Japan

〇Jadab Kumar Biswas1,2, Masaharu Motokawa31Graduate School of Science, Kyoto University, 2Department of Zoology, University of Chittagong, 3The Kyoto University Museum, Kyoto University)

OA-16 9:45~10:00

津軽地方のリンゴ園地帯に生息するフクロウの採餌生態

〇日詰 文太1, ムラノ 千恵2, 東 信行11弘前大学 農学生命科学部, 2岩手大学大学院連合 農学研究科)

OA-17 10:00~10:15

西駒ヶ岳(長野県)における小型哺乳類群集の季節性、およびその生態系ネットワーク理解への可能性

〇HE, KAI, 斉藤 浩明, 本川 雅治(京都大学)

OA-18 10:15~10:30

母島のドブネズミは環境要因で軽量化:上顎臼歯列長と体型値が証明

〇矢部 辰男1, 堀越 和夫2, 橋本 琢磨31熱帯野鼠対策委員会, 2小笠原自然文化研究所, 3自然環境研究センター)

OA-19 10:30~10:45

オキナワトゲネズミにおける日周活動の季節的な遷移

〇安田 雅俊, 小高 信彦(森林総合研究所九州支所)

OA-20 10:45~11:00

The Long-tailed Nesokia: Enigmatic rat from the Garden of Eden

〇Boris Krystufek1,2, Omar F. Al-Sheikly3, Mukhtar k. Haba4, Danijel Ivajnsic5, Rainer Hutterer61Slovenian Museum of Natural History, 2The Kyoto University Museum, Kyoto University, 3Department of Biology, University of Baghdad, 4Biology department, College of Science for Women, University of Baghdad, 5Faculty of Natural Sciences and Mathematics, University of Maribor, 6Zoologisches Forschungsmuseum Alexander Koenig)

OA-21 11:00~11:15

ハイガシラリス属6種の配偶音声の音響特性と系統関係

〇田村 典子1, Phadet Boonkhaw2, Kanchanasaka Budsabong2, 林 文男31森林総合研究所, 2DNP, Thailand, 3首都大学東京)

OA-22 11:15~11:30

Taxonomic study of flying squirrels and initial information of tree squirrels in Lao PDR

〇Daosavanh Sanamxay1, Bounsavane Douangboubpha1, Sara Bumrungsri2, Chutamas Satasook2, Paul J. J. Bates31Faculty of Environmental Sciences, National University of Laos, 2Princess Maha Chakri Sirindhorn Natural History Museum, Prince of Songkla University, 3Harrison Institute, Centre for Systematics and Biodiversity Research)

OA-23 11:30~11:45

都市化に伴う警戒心の低下が樹上性リスの地上利用頻度を高める

〇内田 健太1, 嶌本 樹2, 柳川 久2, 小泉 逸郎11北海道大学環境科学院, 2帯広畜産大学)

OA-24 11:45~12:00

狭山丘陵における外来種キタリスの多細胞性寄生虫,特に糞線虫の同定について

〇荒谷 匡人1, 叶山 泰裕2, 宮部 真吾1,3, 林 典子4, 重昆 達也5, 横畑 泰志11富大院・理工, 2富大・理, 3三州食品(株), 4森林総研・多摩森林科学園, 5入間リス研究会)

OA-25 12:00~12:15

嗅覚受容体遺伝子から見たヌートリアMyocastor coypusの遺伝的特徴

〇河村 功一1, 村上 理沙子1, 宮崎 多恵子1, 清水 慶子2, 小林 秀司21三重大学生物資源学部, 2岡山理科大学理学部動物学科)

OA-26 12:15~12:30

特定外来生物ヌートリアMyocastor coypusが日本に定着した真因2 -広がりゆくヌートリア養殖-

〇小林 秀司1, 宮崎 宮崎多恵子2, Kawamura, Kouichi21岡山理科大・理・動物, 2三重大院・生物資源)


9月10日(日) 9:00~11:15 黒田講堂会議室

食肉類Ⅱ(イヌ科、クマ科)


OB-13 9:00~9:15

キツネ用駆虫薬ベイトを用いたエキノコックス症対策 ― 小面積地域への適用(2) ―

〇浦口 宏二1, 入江 隆夫1, 孝口 裕一1, 八木 欣平1, 佐鹿 万里子2, 坪田 敏男21北海道立衛生研究所, 2北海道大学・獣医学研究科)

OB-14 9:15~9:30

宮崎市松崎海岸におけるキツネによるアカウミガメ卵の捕食

〇西田 伸1,2, 森脇 大翔1, 古中 隆裕2, 保田 昌宏3,2, 岩本 俊孝21宮崎大学教育学部, 2NPO法人宮崎野生動物研究会, 3宮崎大学農学部獣医学科)

OB-15 9:30~9:45

Genetic diversity of wolves (Canis lupus) in Northwest China

〇Haotian Li1, Honghai Zhang2, Yuchun Li11Marine College, Shandong University, Weihai, 2College of Life Science, Qufu Normal University)

OB-16 9:45~10:00

都市部に生息するタヌキで見られた共同保育行動

〇上遠 岳彦, 川田 能理子(ICU生物)

OB-17 10:00~10:15

二ホンジカ死体の消失における脊椎動物の役割の評価

〇稲垣 亜希乃1, 丸山 哲也2, 山﨑 晃司3, 小池 伸介11東京農工大学, 2栃木県林業センター, 3東京農業大学)

OB-18 10:15~10:30

ツキノワグマにおける交尾したメスとオスの年齢構成と個体間距離

〇山本 俊昭1, 小宮 将大1, 玉谷 宏夫2, 田中 純平2, 大嶋 元21日本獣医生命科学大学, 2NPO法人ピッキオ)

OB-19 10:30~10:45

2010年から2012年の群馬県ツキノワグマのミトコンドリアDNA部分配列に基づいた遺伝的集団構造の動態

〇和久 大介1, 米澤 隆弘2,3,4, 中野 敬太1, 姉崎 智子51東京農業大学農学部, 2復旦大学生命科学学院, 3総合研究大学院大学先導科学研究科, 4統計数理研究所モデリング研究系, 5群馬県立自然史博物館)

OB-20 10:45~11:00

兵庫県ツキノワグマ地域個体群の分布拡大と遺伝的多様性の変化

〇森光 由樹(兵庫県立大学 自然・環境科学研究所/森林動物研究センター)

OB-21 11:00~11:15

知床半島ルシャ地区におけるヒグマの繁殖特性 —長期追跡調査に基づく繁殖指標の算出—

〇下鶴 倫人1, 山中 正実2, 中西 將尚3, 白根 ゆり1, 石名坂 豪3, 葛西 真輔3, 能勢 峰3, 増田 泰3, 坪田 敏男11北海道大学, 2知床博物館, 3知床財団)


自由集会発表

9月10日(日) 11:00~13:00 C11番教室


F-17

「奄美大島と徳之島におけるノネコ対策緊急実施についての要望書」(日本哺乳類学会2015年提出)のその後の進捗と課題

〇山田 文雄1, 塩野崎 和美2, 亘 悠哉1, 中下 留美子1, 諸坂 佐利3, 草刈 秀紀4, 石井 信夫51森林総合研究所, 2奄美野生動物研究所, 3神奈川大学, 4WWFジャパン, 5東京女子大学)


9月10日(日) 11:00~13:00 C12番教室


F-18

錯誤捕獲の現状とその課題(〜特にくくり罠において〜)

〇福江 佑子1, 竹下 毅2, 南 正人1,31NPO法人生物多様性研究所あーすわーむ, 2小諸市農林課, 3麻布大学野生動物学研究室)


特別集会

9月10日(日) 12:00~13:00 黒田講堂会議室


SP1

”リサーチ ライフ バランス” を目指して~第1回ランチミーティング~

小坂井千夏(農研機構・中央農研)・久世濃子(科博・学振)・久保麦野(東大新領域)


一般ポスター発表

9月10日(日) 13:00~14:00 A21~A23番教室


P-002

地下性および半地下性旧食虫類グループの第5胸椎椎弓で発見された“未知の構造”について

〇鈴木 あすみ1, 川田 伸一郎3, Lin, Liang-Kong4, 佐々木 彰央5, 佐々木 基樹2, 押田 龍夫21帯広畜産大学畜産生命科学専攻, 2帯広畜産大学, 3国立科学博物館, 4台湾東海大学生命科学系, 5NPO法人静岡県自然史博物館ネットワーク)

P-004

琉球列島におけるジャコウネズミの分布と生息状況

〇中本 敦1, 河内 紀浩21岡山理科大学, 2八千代エンジニヤリング(株))

P-006

コウベモグラおよびヒミズの消化管内微生物叢の比較

〇篠原 明男1, 井上 比加里1, 稲留 健人1, 樫村 敦2, 江藤 毅3, 加藤 悟郎4, 坂本 信介5, 越本 知大11宮崎大学フロンティア科学実験総合センター, 2東海大学農学部応用動物学科, 3新潟大学朱鷺・自然再生学研究センター, 4九州大学大学院医学研究院附属ヒト疾患モデル研究センター, 5宮崎大学農学部畜産草地科学科)

P-008

コウモリ類における顔面形態多様化の解析ーキクガシラコウモリの鼻葉形成をとおして

〇臼井 郁, 土岐田 昌和(東邦大・理・生物)

P-010

奄美大島のリュウキュウテングコウモリが眠る場所

〇浅利 裕伸1, 木元 侑菜2, 野田 健二31帯広畜産大学, 2環境省奄美自然保護官事務所, 3奄美マングースバスターズ)

P-012

四国における翼手目の確認種と生息状況(2003年~2017年)

〇谷地森 秀二1, 谷岡 仁2, 美濃 厚志3, 山本 貴仁4, 宮本 大右5, 海田 明裕5, 金川 弘哉6, 山本 栄治7, 福田 和恵8, 矢野 真志9, 前田 洋一101四国自然史科学研究センター, 2香美市, 3(株)東洋電化テクノリサーチ, 4西条自然学校, 5(株)野生動物保護管理事務所, 6高知県立のいち動物公園, 7山本森林生物研究所, 8(株)四電技術コンサルタント, 9久万高原町立面河山岳博物館, 10愛媛県立とべ動物園)

P-014

類人猿にも妊娠出産痕があるのか~類人猿における骨盤の耳状面前溝~

〇久世 濃子1,2, 五十嵐 由里子31国立科学博物館, 2日本学術振興会, 3日本大学松戸歯学部)

P-016

時系列データを用いたニホンザルの行動圏推定手法の検討

〇上田 羊介1, 望月 翔太1, 村上 拓彦2, 山本 圭介31新潟大院・自然科学, 2新潟大・農, 3NPO法人 甲斐けもの社中)

P-018

自動撮影装置を利用した常緑広葉樹林帯の里山におけるニホンザルの環境利用

〇寺山 佳奈1, 金城 芳典2, 加藤 元海31高知大学 大学院, 2四国自然史科学研究センター, 3高知大学 黒潮圏)

P-020

屋久島のニホンザル種子散布におよぼすシカのサル糞食の影響

〇松原 幹(中京大学国際教養学部)

P-022

ニホンヤマネにおける体毛サンプリング方法の検討

〇坂本 佳奈, 加瀬 ちひろ(千葉科学大院・危機管理)

P-024

半地中性スミスネズミの活動リズムと巣穴の利用様式

〇伊藤 睦実, 松山 龍太, 林 文男(首都大・生命)

P-026

カヤネズミによる営巣植物の選択性

〇澤邊 久美子(滋賀県立琵琶湖博物館)

P-028

ユーラシア産ハツカネズミの腹部毛色と毛色関連遺伝子Asipの地理的変異

〇武石 透輝1, 佐久間 有希1, 土屋 公幸2, 三田 晃彦3, 城石 俊彦3, 高田 豊行3, 鈴木 仁11北大院環境科学, 2応用生物, 3国立遺伝学研究所)

P-030

ミャンマー産ナンヨウネズミにおける毛色関連遺伝子(Mc1rAsip)配列多型の進化的推察

〇小林 素子1, San Maung Maung2, Thida Lay Thwe2, 片倉 賢3, 鈴木 仁11北大院 環境科学, 2ヤンゴン大 動物学部, 3北大院 獣医)

P-032

ヒメネズミの母親による繁殖を目的とした巣箱の反復利用性に関する研究(予報)

〇鈴木 野々花, 定梶 さくら, 押田 龍夫(帯広畜産大学 野生動物学研究室)

P-034

北海道の天然広葉樹林における貯食物の解析から貯食者を推測する

〇助川 日菜, 土佐 泰志, 押田 龍夫(帯広畜産大学)

P-036

異なる繁殖期においてエゾモモンガPteromys volans oriiの繁殖パターンは異なるか?北海道の山間部天然林における11年間の長期観察結果から分かったこと(続報)

〇橋本 澪奈, 林 明日香, 武市 有加, 押田 龍夫(帯広畜産大学)

P-038

テレメトリー調査法を用いた北海道の山間部天然林におけるエゾモモンガの‘営巣レンジ’の解明(予報)

〇鈴木 陽己1, 押田 龍夫21帯広畜産大学大学院 畜産生命科学専攻, 2帯広畜産大学)

P-040

亜寒帯域に分布する樹上性リス科齧歯類2種は同様の季節的な毛色変化パターンを示すか?

〇三塚 若菜, 押田 龍夫(帯広畜産大学)

P-042

ヌートリアMyocastor coypusの視覚機能に関する解剖学的研究

〇成塚 友佳子1,2, 宮崎 多恵子1, 河村 功一1, 清水 慶子3, 曽根 啓子4, 小林 秀司31三重大院・生物資源, 2名古屋大院・生命農学, 3岡山理科大・理・動物, 4愛知学院大・歯学)

P-044

アマミノクロウサギ (Pentalagus furnessi ) における上顎大臼歯数の個体変異

〇守屋 恵美1, 川田 伸一郎2, 山田 文雄3, 金子 弥生11東京農工大学, 2国立科学博物館, 3森林総合研究所)

P-046

Yおよび常染色体のマイクロサテライトマーカーを用いたアマミノクロウサギの遺伝構造解析

〇芦立 崚1, 倉石 武2, 溝口 康31明治大学大学院, 2東京大学医科学研究所, 3明治大学)

P-048

食肉目における項靱帯

鈴木 聡1, 樽 創1, 今井松 健也2, 九郎丸 正道2, 小薮 大輔2, Eo, Kyung-Yeon3, 〇木村 順平41神奈川県立生命の星・地球博物館, 2東京大学, 3ソウル動物園, 4ソウル大学)

P-050

水田地域でタヌキはどのように暮らしているのか? ~国道を横断するタヌキの生活~

〇篠田 優香1, 佐伯 緑2, 竹内 正彦2, 木下 嗣基31茨城大学大学院農学研究科, 2農研機構中央農業研究センター, 3茨城大学農学部)

P-052

東京都心部の公園緑地におけるタヌキの冬期の食性

〇榎本 孝晃1, 斎藤 昌幸2, 吉川 正人1, 金子 弥生11東京農工大・農, 2山形大・農)

P-054

八ヶ岳南麓において同所的に生息するキツネ(Vulpes vulpes)とテン(Martes melampus)の環境依存的食性の種間差

〇須藤 哲平, 塚田 英晴, 南 正人(麻布大学 野生動物学研究室)

P-056

フンDNA分析に基づく札幌市西岡水源地周辺におけるニホンテンの生態遺伝学的研究

〇佐藤 拓真1, 増田 隆一21北海道大学大学院理学院, 2北海道大学理学研究院)

P-058

日本産および大陸産のクロテン集団の主要組織適合遺伝子複合体MHCにおけるDRB遺伝子の多様性

〇西田 義憲1, Alexei V. Abramov2, 村上 隆広3, 増田 隆一11北海道大学 大学院理学研究院, 2Zoological Institute, Russian Academy of Sciences, 3斜里町立知床博物館)

P-060

都市緑地におけるニホンアナグマの巣穴利用

〇飯島 瑛梨, 長谷川 紗羅, Hisashi Matsubayashi(東京農大・野生動物)


9月10日(日) 13:00~14:00 A31~A34番教室


P-062

島根県におけるアライグマの行動特性

〇小宮 将大1, 石橋 悠樹2, 金森 弘樹1, 澤田 誠吾11島根県中山間地域研究センター, 2島根県西部農林振興センター益田事務所)

P-064

東京都心部における家屋侵入したハクビシン (Paguma larvata) の食性事例

〇原田 朋彦1, 春成 正和2, 吉川 正人1, 金子 弥生11東京農工大学, 2イカリ消毒株式会社)

P-066

ツキノワグマの冬眠場所の変更

〇瀧井 暁子, 高畠 千尋, 泉山 茂之(信州大学山岳科学研究所)

P-068

ツキノワグマがブナ科堅果を樹上で採食する要因の検討:クマ棚の形成に影響を与える条件に注目して

〇栃木 香帆子1, 正木 隆2, 中島 亜美3, 山﨑 晃司4, 小池 伸介11東京農工大学, 2森林総合研究所, 3多摩動物公園, 4東京農業大学)

P-070

四国におけるツキノワグマの生息域変遷を既存資料から整理する

〇安藤 喬平, 山田 孝樹, 谷地森 秀二, 金城 芳典(四国自然史科学研究センター)

P-072

ブナ堅果の豊凶が哺乳類各種の生息地利用に与える影響

〇江成 はるか1, 江成 広斗21雪国野生動物研究会, 2山形大学)

P-074

ツキノワグマの秋季出没に関わる資源量ギャップの分析

〇野瀬 遵, 横山 真弓(兵庫県立大学)

P-076

ツキノワグマにおける秋の行動圏面積に影響を及ぼす要因解析

〇小沼 仁美1, 本橋 篤1, 山本 俊昭1, 玉谷 宏夫2, 田中 純平2, 大嶋 元21日本獣医生命科学大学, 2NPO法人ピッキオ)

P-078

富山県におけるツキノワグマ個体群の時空間的分布パターンの変動

〇東出 大志1, 深澤 圭太21兵庫県立大学, 2国立環境研究所)

P-080

北アルプス立山地域の哺乳類モニタリング調査

〇赤座 久明, 間宮 寿頼(富山県自然博物園ねいの里)

P-082

農業被害を及ぼすヒグマが移動に利用する環境の解析

〇釣賀 一二三1, 長坂 晶子2, 飯島 勇人3, 今 博計2, 寺田 文子4, 間野 勉11道総研環境科学研究センター, 2道総研林業試験場, 3森林総合研究所, 4元道総研林業試験場)

P-084

北海道渡島半島地域におけるヒグマ問題個体数の動向推定

〇近藤 麻実, 釣賀 一二三, 間野 勉(北海道立総合研究機構)

P-086

ヒグマは匂いで個体の違い・発情・非発情を識別できるか:背部脂腺から分泌される油脂性物質による嗅覚コミュニケーションの検討

〇豊島 尚章1, 成瀬 泰平1, 松本 直也2, 冨安 洵平3, 下鶴 倫人4, 佐藤 喜和11酪農学園大学, 2のぼりべつクマ牧場, 3岐阜大学大学院連合獣医学研究科, 4北海道大学大学院獣医学研究科)

P-088

mtDNA多型から見た 強駆除圧を受けたヒグマ個体群の空間構造の変化

〇加藤 亜友美1, 伊藤 哲治2, 間野 勉3, 佐藤 喜和11酪農学園大学, 2株式会社野生動物保護管理事務所, 3北海道立総合研究機構)

P-090

宗谷岬弁天島周辺海域における2016-17年のトド分布状況

〇後藤 陽子1, 生田 駿2, 小林 万里2, 堀本 高矩1, 服部 薫31道総研稚内水試, 2NPO法人北の海の動物センター, 3北水研)

P-092

繁殖期におけるゴマフアザラシの特徴的な行動変化

〇佐々木 理紗1, 鈴木 麻衣2, 小林 万里2,3, 角川 雅俊4, 柳川 洋二郎51東京農業大学大学院, 2東京農業大学, 3NPO北の海の動物センター, 4おたる水族館, 5北海道大学)

P-094

新たな密度指標としてのイノシシの掘り起こし跡の利用の検討

〇後藤 然也, 小池 文人(横浜国立大学環境情報学府)

P-096

多雪地域に生息するイノシシの食性分析

〇丸山 凌平1, 嶋本 拓真2, 山本 麻希11長岡技術科学大学大学院, 2新潟大学大学院)

P-098

ニホンジカのオスは誰と一緒にいるのか?

〇鈴木 健斗1, 大西 信正2,3, 樋口 尚子3, 岡田 あゆみ4, 塚田 英晴1, 南 正人1,31麻布大学, 2南アルプス生態邑, 3NPO法人あーすわーむ, 4北里大学)

P-100

尾瀬地域におけるニホンジカの湿原利用パターン

〇姜 兆文1, 山田 雄作2, 杉浦 義文1, 難波 有希子11㈱野生動物保護管理事務所, 2ROOTS)

P-102

中山間地域におけるニホンジカの牧草地利用に影響する要因

〇秦 彩夏1, 塚田 英晴2, 鷲田 茜2, 光永 貴之1, 高田 まゆら3, 須山 哲男4, 竹内 正彦11農研機構中央農業研究センター, 2麻布大・野生動物, 3東大院・農, 4(公財)神津牧場)

P-104

オープンソースGISを活用した「エゾシカ現況マップ」の開発

〇稲富 佳洋1, 濱原 和広2, 福田 陽一朗1, 小野 理1, 宇野 裕之1, 渡邉 訓男31北海道立総合研究機構環境科学研究センター, 2北海道立総合研究機構研究企画部, 3北海道環境生活部)

P-106

シカ捕獲個体の埋設深度の違いが出没動物種に及ぼす影響

〇八代田 千鶴1, 古澤 仁美21森林総研関西, 2森林総研)

P-108

島根県の中国山地で拡大するニホンジカの生息、被害および対策の実態

〇金森 弘樹, 小宮 将大, 澤田 誠吾(島根県中山間地域研究センター)

P-110

和歌山県におけるニホンジカの誘引エサの嗜好性

〇衛藤 夏葉1, 西村 光由1, 法眼 利幸2, 中 一晃11和歌山県果樹試験場, 2和歌山県林業試験場)

P-112

集落組織によるICTを用いた捕獲とその体制構築

〇澤田 誠吾1, 小宮 将大1, 静野 誠子2, 金森 弘樹11島根県中山間地域研究センター, 2島根県西部農林振興センター)

P-114

公募射手によるニホンジカ季節移動個体の待ち受け狙撃

〇丸山 哲也1, 小松 大泰21栃木県林業センター, 2日光市役所農林課)

P-116

ニホンジカの遺伝的解析に基づく管理ユニットに関する研究~広域管理に向けて

〇永田 純子1, 原田 正史21(国研)森林機構 森林総合研究所, 2元 大阪市立大学)

P-118

同所的に生息するニホンカモシカとニホンジカのカメラトラップ法による土地利用比較

〇菅野 友哉1, 高田 隼人1,2, 塚田 英晴1, 南 正人1,31麻布大学, 2富士山科学研究所, 3NPO法人あーすわーむ)

P-120

宮城県金華山島でのニホンジカの歯の摩滅速度

〇南 正人1,3, 大西 信正2, 樋口 尚子3, 岡田 あゆみ4, 高槻 成紀51麻布大・野生動物, 2南アルプス生態邑, 3NPO法人あーすわーむ, 4北里大・動物生態, 5麻布大・いのちの博物館)

P-122

岐阜・長野県産ニホンカモシカにおける異常歯の出現状況と愛知県との比較

〇板倉 来衣人1, 川田 伸一郎2, 森 さやか11酪農学園大・環境動物, 2国立科学博物館)

P-124

ミトコンドリアDNAおよびマイクロサテライトの解析によるニホンカモシカ(Capricornis crispus)の系統地理学的研究

〇山城 明日香1, 金城 芳典2, 馬場 稔3, 河口 洋一1, 山城 考11徳島大学院社会産業理工学研究部, 2四国自然史科学研究センター, 3北九州市立自然史歴史博物館)

P-126

キョンにおける侵入防止柵の効果検証(追試験)

〇加瀬 ちひろ1, 佐藤 那美1,21千葉科学大学院・危機管理学研究科, 2一般財団法人自然環境研究センター)

P-128

ミンククジラにおける鼻粘膜の組織学的観察

〇廣瀬 亜由美1, 中村 玄1, 吉田 英可2, 加藤 秀弘11東京海洋大学大学院, 2水研機構 国際水産資源研究所)

P-130

カマイルカ脊髄神経の観察

〇時田 幸之輔1, 関谷 伸一2, 田島 木綿子3, 山田 格31埼玉医科大学, 2新潟県立看護大大学, 3国立科学博物館)

P-132

近年の日本近海における南方系コビレゴンドウの性成熟年齢

〇HIKARI MAEDA1, Hideyoshi Yoshida1, Toshiya Kishiro21水産研究・教育機構 国際水産資源研究所, 2水産研究・教育機構 本部)

P-134

国際捕鯨委員会による太平洋鯨類生態系調査(IWC-POWER)のデータを用いた北東太平洋ザトウクジラの個体数推定

〇稲井 可那子1, 松岡 耕二2, 北門 利英11東京海洋大学, 2日本鯨類研究所)

P-136

神奈川県東丹沢地域における中大型哺乳類のヌタ場利用に関する研究

〇佐野 千尋, 大川 智也, 糟屋 奈津実, 松林 尚志(東京農大・野生動物)

P-138

動物移動軌跡の時間軸分析 2 −時空間密度法の開発

〇平川 浩文1, 瀧井 暁子2, 高畠 千尋2, 泉山 茂之21森林総合研究所 北海道支所, 2信州大学 山岳科学研究所)

P-142

日本の外来哺乳類におけるInventory dataに関する研究

〇鈴木 嵩彬1, 國永 尚稔21北海道大学大学院文学研究科, 2岐阜大学大学院連合獣医学研究科)

P-144

コップ1杯の水からオランウータンを検出

〇石毛 太一郎1, 宮 正樹2, 潮 雅之3, 佐土 哲也2, Peter Lagan4, 松林 尚志51東京農業大学生物資源ゲノム解析センター, 2千葉県立中央博物館, 3京都大学生態学研究センター, 4マレーシア・サバ州森林局, 5東京農業大学農学部)


9月11日(月)

一般口頭発表

9月11日(月) 9:00~13:00 黒田講堂ホール

偶蹄類


OA-27 9:30~9:45

哺乳類の家畜化に関する研究:ブタミルクの泌乳生理と風味分析

〇林田 空1, 藤嶋 たか子1, 宮下 透2, 平田 昌弘3, 中村 正4, 村西 由紀11帯広畜産大学 畜産学研究科 畜産生命科学専攻, 2帯広畜産大学 畜産学部 畜産科学課程, 3帯広畜産大学 畜産学研究科 資源環境農学専攻, 4帯広畜産大学 畜産学研究科 食品科学専攻)

OA-28 9:45~10:00

イノシシの密度指標としての痕跡の可能性

〇栗山 武夫, 東出 大志, 横山 真弓, 高木 俊(兵庫県立大学)

OA-29 10:00~10:15

戦後のシカ、イノシシの分布拡大

〇小泉 透1, 荒木 良太2, 岡 輝樹3, 相川 拓也5, 青木 正成2, 石田 朗9, 江口 則和8, 釜田 淳志9, 川本 朋慶2, 小林 喬子2, 近藤 洋史7, 佐藤 那美2, 島田 卓哉5, 高橋 裕史5, 中下 留美子3, 中田 靖彦2, 永田 純子3, 中西 敬宏10, 松浦 友紀子4, 三浦 貴弘2, 諸澤 崇裕2, 八代田 千鶴61森林総合研究所多摩森林科学園, 2自然環境研究センター, 3森林総合研究所, 4森林総合研究所北海道支所, 5森林総合研究所東北支所, 6森林総合研究所関西支所, 7森林総合研究所九州支所, 8新城森林総合センター, 9愛知県森林・林業技術センター, 10(株)マップクエスト)

OA-30 10:15~10:30

鳥取砂丘に大型哺乳類は何頭いるか?: 熱赤外カメラ搭載ドローンによる観測

〇伊藤 健彦1, 宮崎 淳志2, 小山 里奈2, 鎌田 季紗1, 永松 大11鳥取大学, 2京都大学)

OA-31 10:30~10:45

秩父山地高標高地域でのニホンジカ管理における捕獲効率の検証及びドローン映像の紹介

〇髙橋 聖生, 勝井 玲(株式会社 Foresters PRO)

OA-32 10:45~11:00

角の3次元モデリングによるニホンジカの個体識別―自動撮影カメラによる密度推定を行うために―

〇中島 啓裕1, 鮫島 弘光2, 青木 俊汰郎1, 橋詰 茜11日本大学生物資源科学部, 2地球環境戦略研究機関)

OA-33 11:00~11:15

宮島におけるニホンジカ雌の繁殖特性

〇井原 庸1, 松本 明子1, 油野木 公盛2, 佐藤 淳31(一財)広島県環境保健協会, 2(株)神石高原農業公社, 3福山市)

OA-34 11:15~11:30

スポットライトセンサスによるシカの増加率と捕獲対策

〇坂庭 浩之1, 片平 篤行1, 春山 明子21群馬県林業試験場, 2(株)群馬野生動物事務所)

OA-35 11:30~11:45

宮島のニホンジカの初期成長と初産齢

〇松本 明子1, 油野木 公盛2, 佐藤 淳3, 井原 庸11広島県環境保健協会, 2神石高原農業公社, 3福山市)

OA-36 11:45~12:00

最後のササを守るために~ 芦生研究林三国岳におけるササ類衰退の現状

〇池川 凛太郎1, 平田 有加1, 福本 繁1, 林 大輔2,1, 徳地 直子31Asiu Sasa Quercus, 2京大・研究林職員, 3京大・フィールド研)

OA-37 12:00~12:15

冬季の餌資源の変化を伴うニホンジカの爆発的増加と崩壊後の動態の人口統計学的解析

〇竹下 和貴1, 上野 真由美2, 高橋 裕史3, 池田 敬4, 三ツ矢 綾子1, 吉田 剛司5, 伊吾田 宏正5, 山村 光司6, 梶 光一11東京農工大学, 2北海道立総合研究機構・環境科学研究センター, 3森林総合研究所, 4岐阜大学附属野生動物管理学研究センター, 5酪農学園大学, 6農研機構・農業環境変動研究センター)

OA-38 12:15~12:30

知床岬のエゾシカ個体群の爆発的増加が植生とシカ個体群に与えた長期的影響

〇梶 光一1, 山中 正実3, 増田 泰2, 石名坂 豪2, 邑上 亮真1,41東京農工大学, 2知床財団, 3知床博物館, 4野生動物保護管理事務所)

OA-39 12:30~12:45

無雪期に給餌によってエゾシカを誘引できるか?

〇南野 一博(道総研 林業試験場)

OA-40 12:45~13:00

釧路湿原国立公園における冬期のエゾシカの生息密度及び生息地選択

〇宇野 裕之1, 稲富 佳洋1, 小野 理1, 長 雄一1, 上野 真由美1, 亀井 利活1, 日野 貴文2, 吉田 剛司21北海道立総合研究機構・環境科学研究センター, 2酪農学園大学)

OA-41 13:00~13:15

時系列クラスタリングに基づくシカの密度指標の動向分析

〇高木 俊, 栗山 武夫, 横山 真弓(兵庫県立大学)

OA-42 13:15~13:30

定点観察データからのカモシカの「移動速度」の計算

〇小金澤 正昭1, 奥田 圭21宇都宮大学雑草と里山の科学教育研究センター, 2東京農工大学農学部)


自由集会発表

9月11日(月) 9:30~11:30 C11番教室


F-19

近年の国際学術誌を巡る状況とMammal Studyの特徴

〇飯島 勇人(森林総研)


9月11日(月) 9:30~11:30 C12番教室


F-20

野ネズミの生態学:A novel field is generated with deep insight 

〇坂本 信介1, 齊藤 隆2, 大久保 慶信31宮崎大学, 2北海道大学, 3自然研)


9月11日(月) 9:30~11:30 C13番教室


F-21

サル部会企画:現場と科学をつなぐ新たな視点と試み

〇江成 広斗1, 辻 大和2, 大谷 洋介3, 滝口 正明4, 鈴木 克哉51山形大学, 2京都大学霊長類研究所, 3大阪大学, 4自然環境研究センター, 5里地里山問題研究所)


9月11日(月) 11:30~13:30 C11番教室


F-22

哺乳類の名前,知ってますか?

〇川田 伸一郎(分類群名・標本検討委員会)


9月11日(月) 11:30~13:30 C12番教室


F-23

日本産中小型食肉目をめぐる保護管理上の諸問題: 哺乳類学会における作業部会設立の必要性

〇金子 弥生1, 鈴木 聡2, 渡辺 茂樹31東京農工大学, 2神奈川県立生命の星・地球博物館, 3ASWAT)


9月11日(月) 11:30~13:30 C13番教室


F-24

和歌山タイワンザル問題と千葉アカゲザル問題の現状と展望

〇白井 啓1, 川本 芳21野生動物保護管理事務所, 2京都大学霊長類研究所)