国立研究開発法人 森林総合研究所
研究ディレクター 小泉 透
日本哺乳類学会2016年度大会は9月23日(金)から26日(月)の4日間,筑波大学を会場に開催されます.大会実行委員会を代表してご挨拶申し上げます.
本大会の茨城県での開催は初めてですが,藤岡大会実行委員長を始めとしてつくば市内の会員を中心に大会実行委員会を発足させ,大会の開催と運営に向けた準備を進めております.皆さんの発表と議論が活発になるようお手伝いをするとともに,魅力的な公開シンポジウムを企画し,高校生等若い世代の研究発表も予定しています.
筑波地区は,研究学園都市として1960年代後半から大学や研究所の移転が進み,現在では200近い教育研究機関と関連する事業所があります.つくば市の中心部はずいぶんと都市化が進みましたが,一歩郊外に出れば日本の原風景のような田園や里山も多く残っており,北には自然豊かな筑波山があります.このような景観の特徴を活かして生態学研究や自然教育も盛んに行われています.
都心からやや離れていますが,会場へはつくばエクスプレス線や高速バスが利用できます.緑多いキャンパスを散策しながら,これからの研究の展開に思いを巡らしてみてはいかがでしょう.皆さんのご参加をお待ちしています.
本大会の開催にあたって,つくば市および(一社)つくば観光コンベンション協会よりご協力いただきました.