2002年度大会プログラム


A会場 10月4日(金) 午前 口頭発表

09:00~10:45 MS1 ミニシンポジウム:哺乳類研究の発展において動物園で何ができるか―動物園をめぐる哺乳類研究―
村井仁志(富山市ファミリーパーク)・井内岳志(東京動物園協会)

1)飼育動物を材料とした行動観察 ―材料がいっぱい動物園―
茶村真一郎(広島市安佐動物公園)

2)ツキノワグマによる堅果類の消化率評価の試み
橋本幸彦(自然環境研究センター)

3)バク科動物における繁殖生理状態の解明に向けて
楠田哲士(岐阜大院・農・動物繁殖学)

4)動物園に遺体から最大の学術成果を
遠藤秀紀(国立科学博物館)

5)研究者による動物園の飼育動物を材料とした研究 ―動物園は動物学研究の宝庫である―
村田浩一(日大・生物資源科学・野生動物学) 

6)動物園における飼育展示技術確立のための野外研究 ―キクガシラコウモリの冬眠について―
村井仁志(富山市ファミリーパーク)

10:45 1A01 数種の野生陸上哺乳類における微量元素蓄積の特徴
*渡辺佳子(東京農工大・農)ほか 12 名

11:00 1A02 アズマモグラにおける残留性有機汚染物質の高濃度蓄積
*安田雅俊・山田文雄(森林総研・鳥獣生態)・山崎晃司(茨城県博)

11:15 1A03 ミトコンドリア DNA および核 DNA を用いた食虫目モグラ科の分子系統学的解析
*篠原明男(宮崎医科大・動物実験施設)・鈴木仁(北大院・地球環境)・土屋公幸(東京農業大・農・畜産)・Ya-Ping Zhang・Jing Luo・Xuelong Jiang・Ying-Xiang Wang(中国科学院・昆明動物研究所)・Kevin L. Campbell(カナダ・マニトバ大学)

11:30 1A04 Phylogeographic Variation in Mitochondrial Cytochrome b Region of Formosan Burrowing Shrew, Anourosorex squamipes yamashinai
*袁守立・林良恭・押田龍夫(台湾東海大・生物・分子生態)

11:45 1A05 ヒメヒミズとヒミズの飼育実験下における干渉行動
野呂達哉(名大院・生命農・動物管理)

12:00 1A06 金沢平野におけるモグラ 2 種の分布について
*森部絢嗣(名大院・生命農・動物管理)・横畑泰志(富山大・教育)

12:15 1A07 モグラの巣の見つけ方
永岡謙治((株)サンヨー)

B会場 10月4日(金) 午前 口頭発表

09:00 1B01 エゾヒグマ(Ursus arctos yesoensis)の移動に関する研究 一駆除・狩猟個体の mtDNA 分析から一
*佐藤友香(北大院・獣医・生態)ほか6名

09:15 1B02 北海道渡島半島地域におけるヒグマ春期管理捕獲の試行
*釣賀一二三・富沢昌章・間野 勉(北海道環境研)

09:30 1B03 春期管理捕獲の試行に伴う北海道渡島半島地域ヒグマ個体群の動態予測
*間野勉(北海道環境研)ほか6名

09:45 1B04 岩手県における 2001 年ツキノワグマ異常出没の実態
岡輝樹(森林総研・東北)・*大井徹(森林総研・関西)

10:00 1B05 山梨県御坂山地におけるツキノワグマの行動圏
*羽澄俊裕・奥村忠誠・Caitlin Anegli・瀧井暁子・藤井猛(野生動物保護管理事務所)

10:15 1B06 GIS を用いた山梨県御坂山地におけるツキノワグマの環境利用の解析
*奥村忠誠・羽澄俊裕・Caitlin Angeli・瀧井暁子・藤井猛(野生動物保護管理事務所)

10:30 1B07 京都府産ツキノワグマ頭骨形態の齢変異と性変異
*下稲葉さやか(京大院・理・動物)・大井徹・島田卓哉(森林総研・関西)・北原英治・山田文雄(森林総研)

10:45 1B08 北海道における移入(外来)アライグマの捕獲個体分析(2)
*淺野玄(北大院・獣医・生態)ほか7名

11:00 1B09 アライグマ侵入地域住民の意識調査における被害状況と問題意識に関する分析
池田透(北大院・文・地域システム)

11:15 1B10 頭蓋計測値に見られる日本産タヌキの雌雄差の地域変異
櫻井秀樹(獨協医大)・*名取真人(岡山理大・理)・茂原信生(京大・霊長研)

11:30 1B11 ホンドタヌキの生息地利用と行動の複雑性
*佐伯緑・David W. Macdonald(Oxford University)

11:45 1B12 茨城県水戸近郊域における食肉目6種の分布と調査精度
*金子弥生(1国土交通省国土技術政策総合研究所)ほか8名

12:00 1B13 自然条件下におけるイタチ科の糞の消失速度
*足立高行1・荒井秋晴2・桑原佳子1・吉田希代子2(1大分野生生物研・2九歯大・中央研)

12:15 1B14 北海道沿岸におけるラッコの生息状況
*服部薫(北大院・獣医・生態)ほか6名


B会場 10月4日(金) 午後 

13:30~17:30 緊急シンポジウム「鳥獣保護法の改正とその問題点」
哺乳類保護管理専門委員会(責任者:村上興正・横畑泰志) 


A会場 10月5日(土) 午前 口頭発表

09:00 2A01 樹洞性コウモリの利用が樹木に与えるストレス一グアノから分離された菌類一
*佐野明(三重県科学技術振興センター)・伊藤進一郎(三重大・生物資源)

09:15 2A02 mtDNA に基づくRhinolophus ferrumequinumおよびRhinolophus cornutusの地理的変異ならびに近縁種との系統関係
*坂井隆浩1,2・吉川欣亮2・土屋公幸1・原田正史3・鹿江雅光1・吉行瑞子4・米川博道2(1東農大・農・2都臨床研・実験動物・3大阪市大・医・実験動物・4国立科博・動物)

09:30 2A03 北海道渡島半島のコウモリ相について
*福井大(北大・苫小牧研究林)・前田喜四雄(奈教大・自然環境教育センター)・佐藤雅彦(利尻町立利尻博物館)・河合久仁子(北大・低温研)

09:45 2A04 キクガシラコウモリにおけるナイトルーストの利用パターン
*船越公威(鹿児島国際大・生物)・前田史和(九州自然環境研)

10:00 2A05 金華山島ニホンザル・群れ外オスの社会交渉
金森朝子(宮城教育大)

10:15 2A06 野生ニホンザルの農地利用に及ぼす電気柵の効果とその変化~下北半島佐井村を事例に~
鈴木克哉(北大院・文・地域システム)

10:30 2A07 主要食物の生態学的特性がニホンザルの行動様式に及ぼす影響
*辻大和(東大・農・生物多様性科学)・高槻成紀(東大・博物館)

10:45 2A08 霊長類の被害管理モデル
室山泰之(京都大・霊長研・野外施設)

11:00 2A09 フサオマキザル(Cebus apella)に見られる形態形質の不定型な変異
*小林秀司(中京女子大・人文)・名取真人(岡山理科大・理)・L. M. ぺッソア(リオ連邦大)・J. A. オリベイラ(リオ国立博物館)・A. L. ラングッチ(パライーバ連邦大)・瀬戸口烈司(京大・理・地質鉱物)

11:15 2A10 哺乳類に於ける心臓の構造の左右差と、他の臓器・血管の左右性との関係
*澤野啓一・岸清(東邦大・医・第一解剖)

B会場 10月5日(土) 午前 口頭発表

09:00 2B01 GPS テレメトリーの測定成功率及び測位精度の評価(1)
*宇野裕之・玉田克巳(北海道環境研)・平川浩文(森林総研・北海道)・赤松里香(EnVision)

09:15 2B02 GPS テレメトリーの測定成功率及び測位精度の評価(2)
*玉田克己・宇野裕之(北海道環境研)・平川浩文(森林総研北海道)・赤松里香(EnVision)

09:30 2B03 地上追い出しカウント、ヘリコプターカウント、マーク・リキャプチャーを用いた隔離エゾシカ個体群の生息数推定
*梶光一(北海道環境研)・高橋裕史(北海道環境研・学振科技特別研究員)・平川浩文(森林総研・北海道)

09:45 2B04 林道を利用した自動撮影による哺乳類モニタリングで何がわかるか、何が課題か.
平川浩文(森林総研・北海道)


10:00 2B05 島根県弥山山地における森林植生に及ぼすシカ侵入防護柵設置の影響
*片桐成夫・平山加奈子(島根大・生物資源)・金森弘樹(島根県林業技術センター)

10:15 2B06 ニホンジカ密度と植生の関係を解明するための大型シカ柵実験
*堀野眞一・野宮治人・奥村栄朗・川路則友・山田文雄・新山馨・田中浩・柴田銃江・北原英治(森林総研)

10:30 2B07 閉鎖系・餌制限下におけるエゾシカの雌雄分離:雌雄は相互に空間分離しているか?
高橋裕史(北海道環境研・学振科技特研究員)・梶光一(北海道環境研)

10:45 2B08 山口県の糞の出現からみたシカの土地利用状況
*田戸裕之・杉本博之(山口県林業指導センター)・細井栄嗣(山口大・農)

11:00 2B09 栃木県のニホンジカ個体群における妊娠と体重の関係
丸山哲也(栃木県県民の森管理事務所鳥獣課) 

11:15 2B10 ニホンジカにおける「環境収容力」の考え方一個体群管理と生態系保全をつなぐ危ないキーワード一
立澤史郎(京大院・理・動物生態)

C会場 10月5日(土) 午前 口頭発表

09:00 2C01 吸盤装着型データロガーによるミナミハンドウイルカの潜水行動調査
*天野雅男(東大・海洋研・大槌センター)・白木原美紀(天草ドルフィンネットワーク)・白木原国雄(東大・海洋研)

09:15~11:30 MS2 ミニシンポジウム  鯨類研究最近の動向
オーガナイザー:小池裕子

1)スナメリの骨盤周囲形態に関する比較解剖学的研究
田島木綿子(東大院)

2)日本周辺海域に回遊するミンククジラの遺伝構造
後藤睦夫((財)日本鯨類研究所)

3)MHC 多型解析 -北西太平洋ミンククジラを例として-
西田伸(九大・比文)

4)カズハゴンドウのアイソトープ分析
小池裕子(九大・比文)

5)日本沿岸に座礁した鯨類の有機塩素化合物汚染とその蓄積特性
田辺信介(愛媛大・沿岸環境科学研究センター)

6)ストランディングレコードから見た日本海の鯨類の生態
石川創((財)日本鯨類研究所)

7)日本海沿岸各地に漂着したオウギハクジラ(Mesoplodon stejnegeri)の遺伝的多様性について
角田恒雄(神奈川大・理、国立科学博物館)

8)オウギハクジラの生物学、最近の知見
山田格(国立科学博物館)

A会場 10月6日(日) 午前 口頭発表

09:00 3A01 秋田駒ケ岳山麓における積雪上の足跡からみたノウサギの植生利用
*矢竹一穂・梨本 真・阿部聖哉・竹内亨・松木吏弓(電力中央研究所・応用生物部)

09:15 3A02 パキスタン産滑空性リス類2種(オオアカムササビ Petaurista petaurista albiventer およびカシミールクサビオモモンガ Hylopetes fimbriatus)の個体群動態に関する分子生態学的研究(予報)
*押田龍夫(台湾東海大・生物・分子生態)・Chaudhry Shafique(カラチ大・動物)・Sohail Barkati(カラチ大・動物)・増田隆一(北大・先端科学センター・遺伝的多様性)

09:30 3A03 Systematics and Phylogeography of the Red-bellied Tree Squirrel Callosciurus erythraeus in Taiwan
*李仁凱(台湾東海大・生物・野生動物)・林良恭(台湾東海大・生物・野生動物)・押田龍夫(台湾東海大・生物・分子生態)

09:45 3A04 タイワンリスの微量元素蓄積
*鈴木美成・渡邊泉・久野勝治(東京農工大・農)・國頭恭・田辺信介(愛媛大・沿岸環境科学研究センター)

10:00 3A05 生態系ネットワーク計画のためのニホンリス(Sciuris lis)の生態調査・水戸地域における分布状況
*秋田毅6・矢竹一穂2・古川淳6・金子弥生1,3・松林健一5・飯塚康雄1・日置佳之1,4・藤原宣夫1(1国交省国土技術政策総研・2(財)電力中央研究所・3水戸生態系研究会・4鳥取大・農・環境樹木・5セントラル・コンピュータ・サービス(株)・6(株)環境リサーチ)  

10:15 3A06 ハムスター類 3 種における休眠特性解明の試み
*森田哲夫・正木美佳・進村美穂(宮崎大・農・生理生態)・尹明煕(慶星大学校自然科学部)・土屋公幸(東京農業大・農・野生動物)

10:30 3A07 エゾヤチネズミ個体群の密度依存性をもたらす季節的なプロセス
齋藤隆(北大・北方圏フィールド科学研究センター)

10:45 3A08 カラマツとヤマウルシの樹皮抽出物に対するエゾヤチネズミの摂食反応
*中田圭亮1・雲野明1・関一人2・斎藤直人2(1北海道立林業試験場・2北海道立林産試験場)

11:00 3A09 中国南部・ビルマに隔離分布する3種のMicrotus
金子之史(香川大・教育・生物) 

11:15 3A10 ヴィエトナムの植林地における野そ害とその対策
*村上興正(京大院・理・動物生態)・松田道雄・大門誠(メコンデルタ酸性硫酸土壌造林技術開発プロジェクト)・Hiep,P.(FSSIV)

B会場 10月6日(日) 午前 口頭発表

09:00 3B01 エゾシカ(Cervus nippon yesoensis Heude, 1884)の特殊皮膚腺における筋上皮細胞と神経支配
*尾崎伸雄・鈴木正嗣(北大院・獣医・生態)・市村康裕・山野秀尚(北大院・農・家畜栄養)・大泰司紀之(北大院・獣医・生態)

09:15 3B02 骨格形成を基準とするエゾシカの胎子の成長評価と胎齢推定
*小林飛鳥1・宇野裕之2・玉田克己2・大沼学1・横山真弓3・鈴木正嗣1・大泰司紀之1(1北大院・獣・生態・2北海道環境科学研究センター・3兵庫県立人と自然の博物館) 

09:30 3B03 エゾシカにおける血清レプチン濃度と脂肪蓄積量との関連
*鈴木正嗣1・横山真弓2・大沼学1・高橋裕史3・山中正実4・岡田秀明4・市村康裕5・大泰司紀之1(1北大院・獣医・生態・2兵庫県立人と自然の博物館・3北海道環境研・4知床自然センター・5北大院・農・家畜栄養)

09:45 3B04 狩猟下にあるニホンジカにみられた年齢構成の変化
小泉透(森林総研・九州) 

10:00 3B05 岩手県五葉山のシカの個体数管理とその評価および効果
高槻成紀(東大・総合研究博物館)

10:15 3B06 Variations in space and time of fruit use by frugivorous birds and mammals in tropical rain forest in Sri Lanka
*Palita Jayasekara (岐阜大・農・生物環境管理)・高槻成紀(東大・博物館)・Udayani Rose Weerasinghe(東大・博物館)

10:30 3B07 Ecology of the Asian elephant Elephas maximus in the Wasgomuwa National Park、Sri Lanka
*Udayani Rose Weerasinghe(東大・博物館)・高槻成紀(東大・博物館)・Palita Jayasekara(岐阜大・生物環境管理)

10:45 3B08 スマトラゾウ(Elephas maximus sumatranus)の遺伝的多様性
*岡山俊直(インドネシア生物多様性保全計画)・Jito Sugardiito(Indonesian Institute of Sciences)・Bambang Suprayogi(Fauna and flora international)・Irwandi Yusuf(Fauna and flora international)・Wahdi Azumi(Fauna and flora International) 

11:00 3B09 海牛目 3 種間での消化率の比較(ジュゴン、アフリカマナティ、アメリカマナティ)
*明田佳奈(三重大・生物資源・海洋生態)・浅野四郎・若井嘉人(鳥羽水族館)・内田詮三・東直人(国営沖縄記念公園水族館)・S.Rommel、T.Pitchford(Florida Marine Research Institute)・河村章人・関口秀夫(三重大・生物資源・海洋生態)


11:15 3B10 パラグアイにおける大型哺乳類の分布 
*石井信夫1・Nora Neris2・Flaviano Colman2・Enrique Ovelar2・鋤柄直純1(1(財)自然環境研・2パラグアイ環境庁)


自由集会

<10月3日(木)>

F1 哺乳類生態学の展望:直接観察でみえること・みえないこと
 13:00 ~ 15:00 A会場  世話人 早石周平・立澤史郎・竹元博幸(京大院)

F2 鳥獣保護法改正と小型哺乳類 ―ネズミを捕って捕まらないために―
 15:00 ~ 17:00 A会場  世話人 横畑泰志(富山大・教育・環境生物学)

F3 海外調査のウラ・オモテ1「東南アジア―ボルネオ島編」
 17:00 ~ 19:00 A会場  世話人 安田雅俊(森林総研・鳥獣生態/国際交流委員会)

F4 どこまで使えるGPSテレメトリー?~GPSテレメトリーの現状と課題~
 13:00 ~ 15:00 C会場  世話人 宇野裕之(北海道環境研)・山崎晃司(茨城県自然博)・早稲田宏一(EnVision)

F5 食肉目(ネコ目)の研究に関わる調査技術事例集 中間報告「食肉目の研究を志してから動物を計測するまでに必要な技術と知識について」
 15:00 ~ 17:00 C会場  世話人 金子弥生(水戸生態系研究会)・福江祐子(星野リゾートピッキオ)・中村俊彦((財)日本生態系協会)  

F6 ところ変わればシカ変わる!?西日本のニホンジカ個体群とそのハビタット
 17:00 ~ 19:00 C会場  世話人 横山真弓(兵庫県人と自然の博物館)・安藤正規(名大・院・森林保護)

<10月4日(金)>

F7 動物園で研究成果を生かす
 18:00 ~ 20:00 A会場  世話人 村井仁志(富山市ファミリーパーク)・井内岳志(東京動物園協会)

F8 ノネコをめぐる諸問題 ―愛玩動物に由来する移入種問題の複雑さを探る―
 18:00 ~ 20:00 C会場  世話人 池田透(北大院・文・地域システム)・ 小倉剛(琉球大・農・亜熱帯生物学)

<10月6日(日)>

F9 海獣談話会 -鳥獣法改正と海獣類-
 13:00 ~ 15:00 A会場  世話人 石名坂豪(北大院・獣医・生態) 

F10 熊胆利用とクマ類の保全
 15:00 ~ 17:00 A会場  世話人 石井信夫((財)自然環境研)・青井俊樹(岩手大・農) 

F11 かたちの学校(8)
 13:00 ~ 15:00 C会場  世話人 遠藤秀紀(国立科学博物館・動物研究部)・佐藤和彦(朝日大・歯・口腔解剖)

F12 増補食虫類の自然史3「食虫類とそれを取り巻く環境」
 15:00 ~ 17:00 C会場  世話人 川田伸一郎(名大・生命農・動物管理)


B会場 10月5日(土) 午後               

13:30~15:00 総   会

15:00~18:00 公開シンポジウム「哺乳類の目と目名」
         種名・標本検討委員会,大会実行委員会(責任者:横畑泰志)

趣旨説明(横畑泰志:富山大学)

「動物分類名の表記に関する論議 -食肉目か,ネコ目か-」
(青木淳一:神奈川県立生命の星.地球博物館長)

「哺乳類の目名と動物園」
(伊東員義:東京都井の頭自然文化園)

「分類のくずかご「食虫類」の分類をめぐって -Afrosoricidaが「偽」無盲腸類ならば「食虫目」はどこへいく-」
(子安和弘:愛知学院大学)

「有蹄獣の戸惑い」
(遠藤秀紀:国立科学博物館)

「絶滅哺乳類の目レベルの分類,とくにキモレルテス目と顆節目の扱いについて」
(冨田幸光:国立科学博物館)


富山大学生協 10月5日(土) 夜

18:30~20:30 懇  親  会


P会場 9月21日(日)午前から23日(火・祝)午前まで  ポスター発表

P01 北海道産トガリネズミ 2 種、オオアシトガリネズミ(Sorex unguiculatus),バイカルトガリネズミ(S. caecutiens)のマイクロサテライトマーカーでみた個体群構造(予報)
*内藤由香子・大舘智氏(北大・低温研)

P02 カワネズミ(Chimarrogale platycephala)の長野県における分布状況と分布を規定する環境要因について
*市川哲生・吉田利男(信大・農)

P03 ジャコウネズミ(Suncus murinus)はなぜに飢餓に弱いのか?
*鈴木大輔1,2・武内陽子2・Samuel Refetoff3・織田銑一1・村田善晴2(1名大院・生命農学・動物管理・2名大・環研・発生遺伝・3シカゴ大学)

P04 マレーシア国キャメロンハイランドにおいて捕獲されたモグラの核型分析と種の同定
*川田伸一郎・織田銑一(名大院・生命農・動物管理)・篠原明男(宮崎医大・動物実験施設)・安田雅俊(森林総研・鳥獣生態)・Lim Boo Liat(Wildlife and National Parks Malaysia)

P05 小型コウモリ類に対するハープトラップとカスミ網の捕獲効率の比較
*赤坂卓美・柳川 久(帯畜大・野生動物)

P06 小型コウモリ類の絶滅した南西諸島内の島の森林
*前田喜四雄(奈良教育大)・長岡浩子・田村常雄(NPO 東洋蝙蝠研究所)

P07 日本列島およびその周辺に分布する Myotis(ホオヒゲコウモリ)属 の分子系統学的研究~クロホオヒゲコウモリ照葉樹林帯生息説を検証する~
*河合久仁子(東工大・生命理工.現所属北大・低温研)・二階堂雅人(東工大・ 生命理工)・原田正史(大阪市立大・実験動物)・松村澄子(山口大・理)・林 良恭 (台湾東海大・生物)・呉 毅(広州師範学院・生物)・長谷川政美(統数研)・岡田典弘(東工大・生命理工)

P08 栃木県奥日光におけるヒメホオヒゲコウモリの夏期のねぐらについて
*安井さち子(東洋蝙蝠研究所)・上條隆志(つくば大学農林学系)・三笠暁子(コウモリの会)・繁田真由美((株)野生生物管理)・長岡浩子(東洋蝙蝠研究所)・水野昌彦(コウモリの会)・山口喜盛(丹沢湖ビジターセンター)・小柳恭二(東洋蝙蝠研究所)・辻 明子(東洋蝙蝠研究所)・斎藤 久((株)環境指標生物)・斎藤 理((株)ネイテック)

P09 木津川周辺のアブラコウモリにおける気象条件と活動パターンとの関係
*佐藤和彦(朝日大・歯・口腔解剖)・本川雅治(京大・総合博物館)・木村俊介・奥山雄大・東樹宏和(京大院・理)

P10 ヒナコウモリ(Vespertilio superans)の冬眠場所
向山満(青森県三戸高等学校)

P11 ウサギコウモリ(Plecotus auritus)の生活史
近藤憲久(根室市教育委員会)

P12 オヒキコウモリの破壊されたねぐらへの再誘致の試みと新生息地
*畑瀬淳(広島市安佐動物公園)・島津幸枝(広島県保健環境センター)・寺山美穂子(修道学園広島修道中・高等学校)

P13 ジャワ島西部のココヤシ農園におけるマレーヒヨケザル Cynocephalus variegatus の生態と人間生活との関わり
*馬場稔1・伊澤雅子2・金城和三2・中本 敦2・土肥昭夫3・Boeadi4(1北九州自博・2琉大・理・海洋自然科学・3九大院・理・生物・4ボゴール動物博物館)

P14 屋久島における野生ニホンザルの個体数・出産率の変動
*杉浦秀樹(京都大)・田中俊明(日本大)・松原幹・半谷五郎・早石周平・早川祥子・香田啓貴・室山泰之(京都大)・揚妻直樹(北大・苫小牧研究林)・相場香奈(西部林道のサル調査会)・小山陽子(宮城のサル調査会)・柳原芳美(哺乳類学会)

P15 富山県におけるニホンザルの分布拡大と農業被害状況
*滝口正明1・米田久美子1・名取洋司1・常田邦彦1・赤座久明2(1(財)自然環境研・2富山県立新川女子高等学校)

P16 ミトコンドリア DNA 変異を標識としたヤクシマザルの移籍オスにおける加入群の偏り検討
早石周平(京都大院・理・動物)

P17 カリマンタンにおけるオランウータン(Pongo pygmaeus)の遺伝的多様性
Didik Prasetyo(Faculty of Science・University of Indonesia)・*岡山俊直(インドネシア生物多様性保全計画フェーズ2-JICA)・Jito Sugardiito(Indonesian Institute of Sciences)・Citrakasih M. Nente(Wanariset Orangutan Reintroduction Project)

P18 タイワンリスの巣場所選択と巣材
*大久保未来(湘南リス研究会)・田村典子(森林総研・多摩)・勝木俊雄(森林総研・多摩)

P19 タイワンリスによる樹皮剥離と樹皮成分との関わりについて
*田村典子(森林総研・多摩)・大原誠資(森林総研・樹木化学)

P20 エゾリスは貯食の時に大きなクルミを好むのか?
*片岡友美(北大院・農・動物生態)・上山剛司・樺澤美奈子(酪農学園大)

P21 ミトコンドリアのチトクロムb遺伝子塩基配列から示唆されたホオジロムササビ(Petaurista leucogenys)の地理的変異について
*押田龍夫(台湾東海大・生物・分子生態)・池田浩一(福岡県森林林業技術センター)・増田隆一(北大・先端科学センター・遺伝的多様性)

P22 ムササビ(Petaurista leucogenys)の音声パターン
倉持有希・*安藤元一(東農大・農・野生動物)

P23 大学新入生における野生動物に対する意識と知識
安藤元一(東農大・農・野生動物)

P24 DNA から確認されたニホンヤマネの地理的変異
*安田俊平1・鈴木仁1・湊 秋作2・土屋公幸3(1北大院・地球環境・2やまねミュージアム・3東農大・農)

P25 エゾヤチネズミにおけるハンタウイルス感染動態について
*岩佐真宏((財)ヒューマンサイエンス、北大院・獣医・ 公衆衛生)・苅和宏明・雀百忠・萩谷友洋・水谷哲也・高島郁夫(北大院・獣医 ・公衆衛生)

P26 ツンドラハタネズミ Microtus oeconomus の地域系統~旧北区・全北区の関係~
岩佐真宏(北大院・獣医・公衆衛生・現(財)ヒューマンサイエンス、)・*鈴木仁(北大院・地球環境・生態遺伝)・V. A. Koschenko・L. B. Frisman・I. V. Kartavtseva(Far East Branch of Russian Academy of Sciences)

P27 アカネズミは川を渡るか 一選択のかかった遺伝マーカーを利用した推定一
山岸 学(アジアコンサルタンツ)・原田正史(大阪市大・医)・子安和弘(愛知学院大・歯)

P28 アカネズミにおけるタンニン結合性唾液タンパク質の検出とその効果
*島田卓哉(森林総研・関西)・齊藤隆(北大・北方圏フィールド科学研究センター)

P29 人工水路に墜落する小型哺乳類について
*高中健一郎・安藤元一(東農大・農・野生動物)・吉行瑞子(国立科学博物館)

P30 インドネシア産クマネズミ属(Rattus)の分子生物地理
*Alejandro A.Chen・鈴木 仁(北大院・地球環境)・A.Suyanto・M.H.Shinaga・Ibnu Marianto(インドネシア科学院)・Ken Alin(CSIRO:オーストラリア)

P31 沖縄島中部産 Mus 属の Leptospira の保菌状況および抗体保有状況
*城ヶ原貴通1・中村正治2・石橋 治1,3・小倉 剛1・川島由次1(1琉球大・農・亜熱帯動物・2沖縄県衛生環境研究所・微生物室・3厚生労働省新潟検疫所)

P32 野生哺乳類の保護増殖活動における感染症・寄生虫症対策 ―特に英国ロンドン動物園留学中に扱った事例を中心に―
浅川満彦(酪農大・獣医・寄生虫(野生動物学))

P33 カイロトゲマウス Acomys cahirinus の成長および繁殖に関する基礎データ
*横澤美紀1・目加田和之2・アオリゲレ3・織田銑一1(1名大院・生命農・動物管理・2長寿研・3岐阜大学連合大学院)

P34 愛知県で捕獲された野生下ヌートリア Myocastor coypus から得られた胎仔の成長
*曽根啓子1・子安和弘2,3・織田銑一1(1名大院・生命農・動物管理・2愛院大・歯・解剖第二・3愛院大・口腔先端研・歯科材料)

P35 クマ科動物における被毛の系統比較一光学および電子顕微鏡を用いた形態学的観察一
*吉川温子・木村順平(日大・生物資源科学)・福井大祐(旭川市旭山動物園)・今野雄一・宮川悦子(横浜市よこはま動物園)・宮下 実(大阪市天王寺動植物公園事務所)・村田浩一(日大・生物資源科学)

P36 ヒグマの背擦り
佐藤喜和(北大・低温研)

P37 岩手県遠野市におけるお仕置き放獣後のツキノワグマ(メス)の生息地利用と里への回帰状況
*斎藤正恵・青井俊樹(岩手大・農・森林経営)・大井徹(森林総研・関西)

P38 安定同位体を用いたツキノワグマの食性分析
*成田亮(京大・農)・杉本敦子(京大・生態研)・高柳敦(京大・農)

P39 鎌倉市におけるアライグマの年齢構成と繁殖状況
*今野加奈子(東農大・農・野生動物)・吉行瑞子(国立科学博物館)・山崎晃司(茨城県自然博物館)・安藤元一(東農大・農・野生動物)

P40 アライグマとタヌキは競合しているか? 食性と個体数の検討
山田彩(京都大・霊長研)

P41 有害鳥獣駆除頭数からみるキタキツネ(Vulpes vulpes schrencki)の個体数変動
*池田貴子(帯畜大・院・畜産環境・野生動物)・小野山敬一(帯畜大・環境・野生動物)

P42 北海道におけるキツネの個体群動態 ―捕獲頭数からの分析―
浦口宏二(北海道立衛生研)

P43 草地の哺乳動物相調査への自動撮影装置の適用 1.小型哺乳類を対象として
*塚田英晴・須藤まどか(農研機構・畜産草地研究所)・井村毅(農研機構・近畿中国四国農業研)

P44 名古屋市都市公園「東山の森」における哺乳類相と保全生息地の推定
長谷川明子(名大院・生命農・動物管理)

P45 タヌキの体計測値の季節変動、性差と相互関係
岸本真弓((株)野生動物保護管理事務所・関西)

P46 矢作川中流域河川敷におけるホンドタヌキの土地利用と回廊機能評価
*千々岩哲(同志社大・数理環境)・下里真士・鶴岡宗尚・深尾明宏・四俵正俊(愛知工大・土木工学)

P47 香川県産タヌキと栃木県産タヌキにおける体サイズの比較
野口和恵(徳島県麻植郡鴨島町)

P48 埼玉県狭山丘陵におけるタヌキの食性
*福江佑子(星野リゾートピッキオ)・丸山直樹(東京農工大・農・野生動物保護学研究室)

P49 同所性の食肉目イタチ科およびネコ科 4 種間における種・性判別法の確立
*黒瀬奈緒子1・増田隆一1,2・鑢 雅哉3(1北大・地球環境・2北大・先端研・遺伝的多様性・3西表ワイルドライフセンター)

P50 複数の遺伝子と化石の記録からみた食肉目イタチ科(Mustelidae; Carnivora)の系統進化とアナグマ亜科の多系統性についての考察
*佐藤淳(北大院・地球環境)・細田徹治(和歌山県立御坊商工高校)・Mieczyslaw Wolsan(Institute of Paleobiology Polish Academy of Sciences)・土屋公幸(東京農大・農)・鈴木仁(北大院・地球環境)

P51 イタチ科5種における毛の微細構造
*吉田希代子・荒井秋晴(九歯大・中央研)・足立高行(大分野生生物研究センター)・馬場稔(北九州市立自然史博物館)

P52 奥日光におけるニホンテンの個体数推定
*倉島治(東大院・総合文化)・須田知樹(東京農工大・農)・小金澤正昭(宇都宮大・農)

P53 冬季のエゾクロテンの生息地利用
*三好和貴・東正剛(北大院・地球環境)

P54 北海道東部におけるエゾクロテン Martes zibellina brachyura の食性の季節変化
*村上隆広・大泰司紀之(北大院・獣医・生態)

P55 北海道におけるアメリカミンクとニホンイタチの潜在的生息地予測
*車田利夫(北海道環境研)・鈴木透(北大院・農)

P56 沖縄島北部ヤンバル地域におけるジャワマングース(Herpestes javanicus)の食性と在来種への影響
*岸田久美子1、2・中尾竜介1・小倉剛1・川島由次1・仲地学3(1琉球大・農・亜熱帯動物、2現所属:帯畜大・野生動物、3南西環境研)

P57 奄美大島におけるマングース駆除事業の現状 
石井信夫1・*竹内正彦1・鈴木隆1・阿部愼太郎2(1自然環境研究センター・2環境省奄美野生生物保護センター)

P58 奄美大島における自動カメラによるマングースと在来種の生息状況把握
*山田文雄(森林総合研究所)・山下亮(奄美哺乳類研究会)・阿部慎太郎(環境省奄美野生生物保護センター)

P59 イリオモテヤマネコの交通事故とその防止策
*岡村麻生・鑪雅哉(環境省西表野生生物保護センター)・伊澤雅子(琉球大・理・海洋自然科学)・土肥昭夫(九大院・理・生物)・阪口法明(環境省)

P60 長期モニターに基づくツシマヤマネコの行動圏とその変化
*伊澤雅子・上野あや・檜山智嗣(琉大・理)・土肥昭夫(九大院・理)

P61 直接観察によるツシマヤマネコの行動様式一イリオモテヤマネコとの比較
*土肥昭夫(九大院・理・生物)・谷口恭子(九大院・理・生物)・岡村麻生(西表野生保護センター)・伊澤雅子(琉球大・理・海洋自然科学)

P62 北海道沿岸におけるゴマフアザラシ Phoca largha の遺伝的個体群構造
*水野文子・大沼学・高橋学察・大泰司紀之(北大院・獣医・生態)

P63 天然林における5種の木本植物の大型植食動物による被食時期
*福田淳子・高柳敦(京大院・農)

P64 山梨県におけるイノシシによる果樹被害
*上田弘則(山梨環境研)・姜兆文(日本科技振) 

P65 古代日本の離島地域に存在したイノシシ集団 ーAncient DNA 解析による遺伝的背景の検討
*渡部琢磨(帯畜大・畜産科学)・石黒直隆(帯畜大・獣医学)・中野益男(帯畜大・畜産科学)

P66 ジャワマメジカ(Tragulus javanicus)とオオマメジカ (Tragulus napu) の核型比較解析
*金京純1・田中和明2・木村順平1・Dahlan Bin Ismail3・松林尚志4・遠藤秀紀5・福田勝洋6(1日大・生物資源科学・2名大・生物分子応答研究センター・3マレーシア・プトラ大・農・4東京工業大・生命理工学研究科・5国立科学博物館・動物研究部・6名大院・生命農学研究科)

P67 マメジカの胎盤構造について
*木村順平1・橋爪一善2・佐々木基樹3・松林尚志4・遠藤秀紀5・福田勝洋6(1日大・獣医・2 農業生物資源研究所・3 帯畜大・獣医学・4 東京工業大・生命理工学研究科・5 国立科学博物館動物研究部・6名大院・生命農)

P68 マメジカの社会
*松林尚志1・Edwin bosi2・幸島司郎1(1東工大・生命理工・2マレーシア・サバ大学)

P69 長崎県五島列島野崎島におけるニホンジカの行動にみられる日周性について
*遠藤晃(科学技術振興事業団)・土肥昭夫(九大院・理・生物)・山本邦宏・外薗博人(九大院・理・生物)

P70 北海道東部のエゾシカ個体群における季節移動の利点について
*櫻木まゆみ1・伊吾田宏正1・宇野裕之2・梶光一2・金子正美3・赤松里香4・前川光司1(1北大・北方生物圏フィールド科学研究センター・2北海道環境研・3北海道環境科学センター・現、酪農学園大・環境システム学部・4En Vision)

P71 Who decide whom among body size, food quality, and digestive organ of sika deer?
*Zhaowen Jiang1,2・Masahiko Kitahara2・Hironori Ueda2・Keiko Ogawa2(1Japan Society for the Promotion of Science・2Laboratory of Animal Ecology, Yamanashi Institute of Environmental Sciences)

P72 ニホンジカ歯牙成長線の観察
*飯沼康子・鈴木正嗣・大泰司紀之(北大院・獣医・生態)

P73 幼齢造林地の枝葉摂食被害の評価 一樹高分布モデルの試み一
高柳敦(京大院・農・森林科学)

P74 ニホンジカ(Cervus nippon)の摂食がササへ及ぼす影響
*田中由紀・高柳敦(京大院・農)

P75 エゾシカ Cervus nippon yesoensis の交通事故に関係する要因 事故個体数は沿道での出現頻度に連動するのか?
野呂美紗子(帯畜大・野生動物)

P76 糞中プロジェステロン濃度測定によるエゾシカの発情周期モニタリング
*松浦友紀子(北大院・獣医・生態)・佐藤健二(イケダ鹿実験牧場)・笹本良彦(北大院・獣医・繁殖)・鈴木正嗣・大泰司紀之(北大院・獣医・生態)

P77 九州中央山地におけるニホンジカの移動性
*矢部恒晶・小泉透(森林総研・九州)

P78 尾瀬のシカはどこから来たか? mtDNAからみたシカ地域個体群の遺伝学的内部構造
*小金澤正昭(宇都宮大学・農・演習林)・福井えみ子(宇都宮大学・農・動物生産)

P79 関東地方南部のニホンジカ地域個体群における遺伝的構造解析
*湯浅卓(東京農工大)・古林賢恒(東京農工大)・玉手英利(石巻専修大)

P80 愛知県産野生カモシカにおける頭蓋の成長と性的二型
*夏目明香(名大院・生命農・動物管理)・子安和弘(愛知学院大・歯・解二・歯資展示室)・織田銑一(名大院・生命農・動物管理)

P81 都市近郊林におけるニホンカモシカの季節的環境利用と食物選択性について
*能勢峰・青井俊樹(岩手大・農・森林経営)

P82 野生鯨類で確認された肝臓の組織学的変化
*川島牧・中西雅子・桑村 充・山手丈至(大阪府大・農学生命科学)

P83 小笠原諸島父島列島周辺海域におけるハシナガイルカの日周行動
森恭一(小笠原ホエールウォッチング協会)

P84 奈良県唐古・鍵遺跡より出土した小型動物遺体から見た遺跡周辺の環境復元
*安部みき子(大阪市大・医)・若松明希

P85 Bat diversity of Taiwan
*Liang-Kong Lin・Shi-Chi Cheng・Ling Ling Lee

P86 動物園水族館における哺乳類研究(特別発表)
(社)日本動物園水族館協会加盟園館

 P86- 1 カワネズミの捕獲箱(広島市安佐動物公園)
 P86- 2 コウベモグラの飼育と展示(広島市安佐動物公園)
 P86- 3 アブラコウモリの試験飼育(広島市安佐動物公園)
 P86- 4 ツシマヤマネコの飼育下繁殖について(福岡市動物園)
 P86- 5 高知県でのヤマネ Glirulus japonicus の生息調査(わんぱーくこうちアニマルランド)
 P86- 6 ニホンリスの人工哺育について(富山市ファミリーパーク)
 P86- 7 ホンドテンの人工哺育と成長について(富山市ファミリーパーク)
 P86- 8 飼育下におけるツキノワグマの繁殖と育児について(富山市ファミリーパーク)
 P86- 9 飼育下における日本産哺乳類の疾病傾向分析(富山市ファミリーパーク)
 P86-10 ミトコンドリア遺伝子に基づくコアラの分類について(大阪市天王寺動植物公園事務所)
 P86-11 ゴールデンライオンタマリンの飼育繁殖状況について(浜松市動物園)
 P86-12 キンシコウ(Pygathrix roxellana) の繁殖について(神戸市立王子動物園)
 P86-13 ジャイアントパンダの出産と子の成長について(アドベンチャーワールド)
 P86-14 糞中性ホルモンを利用したレッサーパンダ繁殖活動のモニタリング(静岡市立日本平動物園)
 P86-15 オットセイ赤血球の細胞容積収縮調節を担うNa/Ca交換輸送(伊豆三津シーパラダイス)
 P86-16 オットセイ赤血球の浸透圧感受性 -細胞容積調節システムを担う陽イオン輸送系-(伊豆三津シーパラダイス)
 P86-17 精子の収集・凍結保存(姫路市立動物園)
 P86-18 京都市動物園における哺乳類の救護の現状と課題について(京都市動物園)